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2010年2月22日 (月)

一つのチーム、一つの国 〜インビクタス/負けざる者たち〜

日曜日、13時過ぎに映画館に行って、席を確保できたのは2回後の18時台の回ってどれだけ混んでいるんだ新宿ピカデリー。次回からはネット予約が欠かせないと確信した。


「インビクタス/負けざる者たち」(2009年 アメリカ)
★★★☆

アパルトヘイト撤廃後も人種間対立が残る中、国民が一つにまとまる大きな転機となった自国開催のラグビーW杯での奇跡の初優勝までの道のりを、ネルソン・マンデラ大統領(モーガン・フリーマン)と代表チーム・キャプテンを務めたフランソワ・ピナール選手(マット・デイモン)との間に芽生える絆を軸に描き出す。(allcinemaより)


Invictus う〜ん、なんだ、この人種融和の物語の予定調和がすぎてつまらない感じは・・・最近何かでもあったぞと思い返してみるに、2007年の「ヘアスプレー」だった。でも、この映画は事実に基づいているようだし、刺激的なところを強調しても仕方ない。主張が強くなることで、偏った印象の映画になってしまう可能性あり。


奇跡のような真実を描いたスポーツ映画という点では感動的だ。闘牛の息づかいを思わせるスクラムの映像も面白かった。
チームが貧しい少年たちと交流するために黒人居住区へ赴く。移動のバスの窓から居住区を見た白人選手たちが、トタンだけで出来た家々のみすぼらしさに驚く場面が印象に残った。同じ国にいながらたぶん本当に見たことがなかったんだろう。なので、マット・デイモンを主役にして、マンデラは脇に据えたほうが、ラグビーチームのメンバーたちの心の変化を掘り下げることができて、めりはりのある映画ができるんじゃないかと考えたりした。

とはいっても、国を一つにまとめるために、マンデラの取った作戦は素晴らしいとしか言いようがなく。黒人白人混合のボディガードたちのキャラクターも楽しめた。


映画化の企画を持ち込んだのはモーガン・フリーマンらしい。そしてイーストウッドは友人としてその期待に応えた。そういう背景を知らないで見たほうがきっと面白い。そして、イーストウッド監督と知らないで見たほうが面白かったかもしれない。 最近の日本でのイーストウッド監督の持ち上げられ方は行きすぎ。

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コメント

いくらイーストウッドでも今回は見ない。
TV放送まで待つ(笑)なので感想見てないよ。
☆の数は目に入っちゃったけど(^^;

>えむさん
テレビ放送ってずいぶん気が長いー。
ああ、衛星だったら早いのか。
どうしても地上波6チャンネル基準でしか考えられなくて(゚▽゚*)

ラグビー観戦が、何よりも趣味の友人(♂)が、映画観にいかないか?と誘ったのが、コレね。
だから、公開したばかりに観たので、もうディティールも忘れてしまっていますが…
女が介在するゆとりがない映画ってことでいえば、イーストウッドらしい映画だったな。
これは、事実だからやっぱり、そのマンデラの~司馬遼太郎みたいな~この国のカタチ(方向性)を考えた一つのモデルを、描きたかったのかもね。
ヒカさんいうトコロの、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)側から捉えた視線も、気持ちの起伏に、こちらも同調したりで、オモシロかっただろうね。
マンデラのブレーンの黒人の役者(名前知らない)は眼力が強くて、なかなか格好よかった!
ちなみに、クライマックスでドロップゴールを決めた選手の役をやったのは、スコット・イーストウッド(…もち、息子)で、相変わらずの親馬鹿ぶりでしたっ。

>アモさん
あ、やっぱり次男だったんだ!
あの顔は・・・と思ったんだけど確信なくて。
グラン・トリノで歌声を披露したと思ったら、今作はこれですもんね笑
毎回ナルシストなところがちらっと出るのが受ける〜。
音楽も引き続き息子でしたね。
あの場面、マット・デイモンが決めるわけにはいかなかったんでしょね、事実に基づくとなると。

そうそう、私もあの黒人のボディガード(?)がいいと思った!
ああいう知らない俳優のほうに目が行ってしまう。
モーガン・フリーマンは顔のほくろに気が集中してしまって困る〜。

マンデラからオバマはまったく想像しないけど、
イーストウッドの関心事はまさに、あの国のカタチでしょうね。
グラン・トリノとテーマは似てるのかな。

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» お薦め映画『インビクタス/負けざる者たち』 [♪心をこめて作曲します♪]
★★★★★娯楽作品と言う程にはくだけていないものの、社会派ドラマの割にはユーモアもあり、手に汗握るスポ根ものとしても見ごたえあり。 鑑賞後がさわやかなお薦め作品である。 [続きを読む]

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