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2010年1月17日 (日)

本末転倒

2005年度英国バリー賞最優秀長編賞受賞作。原題は「The Enemy」。

『前夜』リー・チャイルド著/小林宏明訳
(講談社文庫 2009年邦訳)


ベルリンの壁が崩壊し、世界が冷戦終結に向けて動き始めた1989年暮れ、機甲師団の将軍が死体で発見された。場所はうらぶれたモーテル。重要な会議に向かう途中、なぜ片道500キロの寄り道をしてそんな所に行ったのか? 軍警察指揮官のリーチャーが捜査を始めた矢先、将軍の妻も自宅で殺されていたことが分かる。だが、新任の上官はリーチャーにそれ以上かぎ回ることを禁じる…。


Theenemy 元軍人ジャック・リーチャー・シリーズの8作目であり、リーチャーがまだ軍人であった頃に遡っての内容ということです。
時代の変化によって米国陸軍内部に生じたある陰謀を、エリート軍人の主人公が部下の女性少尉サマーとともに食い止めるという内容。そこに危篤状態にある主人公の母や兄とのやりとりなども絡んでくる。著者がベテランらしく、なかなか面白かったです。ラスト直前の主人公がとった行動にはあっけに取られたけれど…。

シリーズの他の作品、軍を辞めてからのリーチャーのほうにも興味が湧きました。

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