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2009年11月21日 (土)

アイロニーたっぷりのミステリ

日曜日に観ました。

「母なる証明」(2009年 韓国)
★★★★

Mother_2 漢方薬店を営みながら女手ひとつで少し頭の弱い息子(ウォンビン)を育ててきた母(キム・ヘジャ)。しかし、その息子が女子高生殺害の犯人として逮捕されてしまい、息子の無罪を信じて疑わない母は、警察や弁護士のいい加減な対応に失望させられながら、自ら真犯人を捜し出そうとする…。


推理サスペンスの王道!という感じでした。どこかおかしみが漂うところも。
ポン・ジュノ監督はテレビで放映された「グエムル」しか観ていないが、観客をドキッとさせる刺激的場面をところどころに入れるのが好きみたいだ。それが見透けてしまうというか、あざとく感じなくもないが、1カ所、とても抒情的な場面があって、これは印象に残るなと思っていたら、あとで大きな展開につながったのが上手い演出だと思った。

映画に深みを与えているのは息子の悪友(チン・グ)の存在。彼と母子の関わり合いが、単純でないのがいい。あと、母親が悪友とつるむ息子を心配そうに見守りながら、薬草を鉈で切る場面は、ざくっざくっという音も効果満点で、めっちゃ冷や冷やした。

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コメント

あのザクッザクッは
めちゃんこ冷や冷やしました~~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

最後、息子の変わりに捕まるのが
ダウン症の子じゃないですか。
母はただ泣き叫ぶしか出来なくて・・・。
人間ってなんて弱いんだろう・・・とマキは思いました。

マキは母親と親しい刑事がちょっといいと思いました♪

マキより
ひめさんへ(はあと)

>マキさん
教えていただいて観てきましたよ。
あの刑事がいいというのは分かります!
なぜかほっとできてしまう顔ですよね。親しみやすいと言いましょうか。
母親はちょっと怖かった(笑)

最大の見せ場は「親はいるのか」と尋ねてしまうところですね。
あ〜言っちゃったと思いました。
ものすごく残酷なことをしているけれど、
でもたぶん誰もが日常似たような考え方をしながら、
良心の呵責に耐えて暮らしているところがあるんですよね。

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