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2009年9月27日 (日)

MAZE featuring FRANKIE BEVERLY at COTTON CLUB

ストレンジはバーテンからビールをふたつもらった。‥‥彼女が領収書を持って戻ってきたとき、メイズ&フランキー・ビヴァリーの曲を流してくれと頼んだ。少し前のある晩、ストレンジは女と酒を飲むためにこの店で待ち合わせ、そのとき、バーの奥にこのバンドのレコードがあるのを知ったのだ。メイズはワシントンDCっ子のお気に入りバンドだ。彼らがレコードを出したのは何年も前だが、いまだに街じゅうのクラブや結婚式、家族パーティやロッククリーク公園でのピクニックで、彼らの曲が流れている。「どのアルバムが聴きたい?」バーテンは訊いた。「『サザン・ガール』が入っているやつがいいな」
(ジョージ・P・ペレケーノス著『曇りなき正義』より)



てことで行ってきたー。コットンクラブでのメイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリー来日公演最終日。はあ〜、めっちゃ楽しかった!! 聴きたかった曲が次々演奏されるし、それも長く聴き馴染んできた曲ばかりだったし、客席のノリも最高でした! 皆さんサビの部分になると、一緒に大合唱するのだ。ボーカルのフランキー・ビヴァリーも、目の前の聴衆に歌を任せ、すごく嬉しそうに笑っており、それを見てこっちもまた嬉しくなっちまった。幸せな時間を過ごさせていただきました。


Maze アメリカ西海岸を本拠地とするメイズは、ペレケーノスの小説にあるように東海岸でも大人気。そもそも本国やヨーロッパではクラブ規模の会場でのコンサートは行わないそうなのだ。日本へは15年ぶりの来日で、コットンクラブでは異例の1日1ステージ構成。チケット代18,500円もやむを得ずってところですね。


フランキー・ビヴァリーは、体操のお兄さんのような全身白の、彼のトレードマークにもなっている衣装で登場したが、想像していたより年を取っていた。真っ黒だった顎ひげもすっかり白くなり…。音楽キャリアが40年以上になるから当たり前なんだが、年齢のせいか、のどの調子があまり良くない。熱唱は伝わるが、以前のキーでは高音部分が歌えなくなっていて、最初はちょっと不安にもなった。
しかし、メロディアスな部分は、ギターと2人のキーボードがそれを補っていたと思う。特にギターのJubuという人がすごくテクニックがあって、エモーショナルで良かったあ〜。トニー・トニー・トニーやネリー、ケニー・ラティモアなどと共演経験があり、ソングライターでもあるとのこと。メイズくらいになると、今も才能のあるメンバー集めに苦労しないかもだ。友だちはベースのラリー・キンペルを絶賛していた。この人も本当に上手かった。


ブラックミュージックは背骨(ドラムスとベース)がしっかりしていれば、あとは気にしないワタクシです。前半「We Are One」から「Can't Get Over You」の流れで、身も心も完全に解き放たれた! そっからはもうずっーとナチュラルハイ状態。古参のパーカッション2人も加わって、バンドの奏でるグルーブがとにかく素晴らしい! さすがのリズムの安定感! 生音によるこんなグルーブは滅多に味わえるものじゃない。特に後半、ヒット曲「Back in Stride」に続いてやった「While I'm Alone」のサウンドの気持ちよさったら半端なかった! 地味めの曲なのに、これがライブで聴くとまったく侮れなくて、もう延々とやっててくれていいよと思うくらいでした。
再度来日したら、また行っちゃうかもなあ〜。
フランキーさんが長く現役を続けられますように!


もちろん「Joy & Pain」もやってくれました。会場の盛りあがりも負けてはいなかったのではないかしら。
http://www.youtube.com/watch?v=x6DFEOFHl0w

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