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2009年7月 4日 (土)

Raphael Saadiq at BlueNote Tokyo

Raphaelsaadiq 6月30日にブルーノート東京にてラファエル・サディークのライブを見ました。


10年ほど前にお台場の、今はなきソウルトレインカフェでトニー・トニー・トニーのライブを見たとき、メインボーカルのラファエルはいなかった。特にアナウンスもなく、狐につままれた思いで聴いていたが、代わりのボーカルがまた、見ようによってはラファエルに見えなくもない顔をしていたので(もっと若くて大柄だったが)、もしかしたら騙し通すつもりだったのかなとも思った。

そんな思い出がありつつも、今でもトニーズの楽曲は大好きです。しかし、メンバーが個々に活動し始めてからは曲を聴いてもあまりピンとこず、ソロCDを持っていてもろくに聴き返してなかったりして…。ラファエルのユニット、ルーシー・パールも興味を持てなかったが、今回のライブで彼らの「Dance Tonight」を聴いたら、なんだか懐かしかった〜。とりわけトニーズの面影がある曲です(ライブではトニーズの曲は1曲もなし。最終日にはやったらしいけど、まあ今さらですから)。


メンバーは、ラファエルのほかに、男女のバックボーカル、キーボード、ギター、ベース、ドラムスという編成。なかでも、バックボーカルのエリカ・ジェリーという女性が、声がいい! 歌がうまい! ダンスパフォーマンスも元気いっぱい! 男性たちと同じ黒のスーツ姿もキュートで、相当に目を引きました。実のところあまりエンターテイナーというタイプではない、ステージで一人フロントに立つよりはバックで、もしくはスタジオで曲を作っているほうが好きそうなラファエルをサポートし、見ていて非常に心強い。曲をこなしていくにつれて、バンド自体の良さもはっきり見えてきて、好感度が増し、とても楽しいライブでした!


演奏曲は、モータウンなどの往年のR&Bへのオマージュ作品ともいうべき最新アルバム『The Way I See It』からの曲が中心で、そのためにメンバー全員が黒スーツ姿、ダンスもR&Bのボーカルグループを意識したものだったのですね。その中で聴けてうれしかったのが「Never Give You Up」。スティービー・ワンダーがハーモニカで参加し、曲調も昔のスティービーとマービン・ゲイを掛け合わせたようなナンバーで、アルバム中でいちばんラファエルらしいと個人的には思っている。あと、非常にライブ映えがすると思ったのが「Sure Hope You Mean It」で、フーフー♪というフレーズが癖になる。ミラクルズっぽい「100 Yard Dash」という曲も楽しくて好き。

そして、アンコールの1曲目がジャクソン5の「帰ってほしいの」でした! これは予感がしてたんだよ。なんらかの追悼があるはずだって。思わず涙腺がゆるんだ。先週のライブでは1曲目にやったらしい。それだけマイケル・ジャクソンの死が衝撃だったんだろう。来日してライブ直前に訃報に触れたんだよね…。
しかし、この日はアンコール1曲目で大正解! すでにステージと客席の一体感が醸成されているので、盛り上がらないはずがありません。今回の曲編成からもまったく違和感のない選曲でした。


今月はミント・コンディションのライブがあるけれど、彼らもマイケル追悼で何かやってくれないかなと密かに期待しなくもない。マイケルが亡くなってから、マイケルの曲やパフォーマンスをいろいろなところで見聴きし、改めてその才能に気づいたという人が私の周りには何人もいて、実は私もその一人だったりするが、昔からのブラックミュージック好きとしては、黒人であるマイケルの業績がちゃんと認められることが、ファンであるなしに関わらずうれしいと感じているこの頃です。


ラファエル・サディークの来日ライブ、なんかもうYouTubeにはいろいろ挙がってるのね…。
http://www.youtube.com/watch?v=rU1vtTQBXJE

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コメント

撮り放題だったんならせめて写真くらい撮りたかったな。
ライブ以来ネットでSAADIQ検索の日々(笑)。
偽ラファエルは甥っ子だってね。
びっくりしたのがプリンス初来日時に一緒に来てたこと!
前座やったシーラEの後ろでベース弾いてたんだって!!

『The Way I See It』の線でマイケルは似合ったでしょうね。マイケルも、ラファエルのプロデュースとかでシックな一枚を残せば良かったのにとも思うけど、そういう心の余裕はなかったんでしょうね。

動画サイトにアップしている人は1人で、外国人の追っかけか関係者みたいですね。
画質も撮っている位置も違うのは複数日行ってたってことか。
シーラEにピンと来なかったけど、トニーズの「リバイバル」の頃の映像みると納得(笑

>偽ラファエルは甥っ子
親戚だよね、あの顔は。ウィギンズ・ファミリー

>k.m.joeさん
こんにちは。リロードかけずに書き込んでしまいました。上のコメントはyamayamaCさん宛てです。
マイケル、音楽面ではシックなほうへの転換してていい年齢ですよね。
それができなかったのはキレキレのダンスを見たいというファンがいかに多かったか…。
そして、確かに、そんな余裕ある心境ではなかったのかも。

朝メールしたんですが大間違いを発見したのでここで訂正させてください。
D'Angelo chickin grease
です。スペル間違えてた(^^::

うひゃ~かっこいい~。
動画もすぐにアップされちゃうんですね~。消されないのかな?
これからしばらく色んなライブで、マイケル追悼の曲をやるでしょうね~。
さすがスーパースターだわぁ。

>Yama YamaCさん
ごめん、メールに気づかずに出掛け先で気づきました。ありがとう。
ディアンジェロのはこれですね!
http://www.youtube.com/watch?v=ygCeBoYD9ps
バックボーカルにアンソニー・ハミルトンとアンジー・ストーンとはなんという贅沢!
そしてディアンジェロはやはり男前(*^-^)

ディアンジェロ×ラファエルも改めて見たよ。かっこいいのでこっちもリンク。
http://www.youtube.com/watch?v=s11XaUKsMU8

>ふぁびゅらすさん
小さな会場のライブは癖になりますよ。稼ぎからしたら贅沢なんですけどね。
ライブの動画は、消されずに残っていることが多いみたい。
初日あたりの「帰ってほしいの」の演奏もサイトにアップされてます
(1曲目なのでノリはいまいち)。
こんなところでもマイケルの追悼をやっているというので、
海外の音楽サイトにもリンクされてました。
やっぱスーパースターやね。

↓なんか色っぽいですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=yEV6aJgW0LU

実際付き合ってたんだって(すごい年齢差)。
あー youtube検索が止まらん。。。

年の差はあっても、互いに古いネオR&B指向だから?
こんなサイトもありました・・・。
http://www.raphaelsaadiq.com/

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