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2009年7月18日 (土)

魅惑のエロサウンド その18

ハービー・ハンコックは、フュージョン全盛期だった1978年のアルバム『Sunlight』をよく聴きました。代表曲は1曲目の「I Thought It Was You」だろうと思いますが、私が好きなのは2曲目のこれ。

Herbie Hancockの「Come Running To Me」


Comerunningtome ハンコックのエレピによる流れるようなソロとボコーダによる歌、ポール・ジャクソンの強力なバネのようなぶっといベース、ビル・サマーズのコンガなどが一体となって醸す曲の雰囲気がたまりません。歌入りのフュージョンながら、1968年に録音された「Speak Like A Child」の繊細でスムーズな世界を継承しているところがある曲だと思います。

最近またボコーダが流行っているようですが、メロウなブラックミュージックでのボコーダ使いのルーツは、ハンコックの『Sunlight』あたりではないのかしら? もっともハンコックの場合はキーボードを弾いて音程を作っており、今の主流は歌ったものを後でボコーダで加工しているようですが。


アルバム5曲中、4曲はポップな曲で、本人も少し物足りないと思ったのか、最後に入っている「Good Question」ではジャコ・パストリアスとトニー・ウィリアムスを迎え、ハンコックは生ピアノを弾く、ラテン風テーマの硬派な曲。


「Come Running To Me」(試聴)
http://www.youtube.com/watch?v=c6WrK7m4ZPk


その昔、初対面同士のバンドでのセッションで必ずやっていたのはヘッド・ハンターズの「Chameleon」。一流の人たちはライブ演奏もぜんぜん違うなあ。当たり前です(笑
http://www.youtube.com/watch?v=JcjkA5ZAWQo
http://www.youtube.com/watch?v=0hmVHhH96es (上の続き)

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コメント

おお〜ハービー!!!

ブルーノートのライブ行き損ねて後悔してます。
ちょっと他の人と違う感性が好きです。

86年くらい?にグラミー賞授賞式でのスティービー・ワンダー、トーマス・ドルビー、ハワード・ジョーンズ
とのセッションが未だに目に焼き付いてます。

>goodさん
トーマス・ドルビー、ハワード・ジョーンズ・・・おおいかにも80年代!そんなクロスオーバーなセッションがあったんですか。エレクトリックな音楽ならではですよね。

誰かが言っていたのですが(うろ覚えですが)、ハービーは、そこでその音(ドレミ)は使わないだろうという音を使うのだそうです。でも音の流れの中では違和感がなく聴けてしまうのだとか。そんなところも独特なんでしょうね。

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