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2009年5月31日 (日)

ベートーベンとニール・ダイヤモンド

予告CM見て、気分が晴れ晴れとする感動ドラマを予想した人はきっと裏切られるよ。昨日から公開の映画。

「路上のソリスト」(2009年 アメリカ)
★★★☆

LAタイムズの記者スティーヴ・ロペスが、偶然出会ったホームレスの天才音楽家ナサニエル・エアーズとの交流を現在進行形で綴り全米で話題となった連載コラムを映画化した感動ドラマ。当初はナサニエルの数奇な人生を記事にするだけのつもりだったロペス記者が、次第にナサニエルと友情を築き、ジャーナリストのモラルとの葛藤を抱えながらも、彼の人生に自ら深く関わっていくさまを、2人の心の軌跡を軸に、社会的問題にも触れつつ美しい音楽とともに描き出す…(allcinemaより)


↑あ〜またコピペで概要を済ませてしまった。半分後ろめたい気持ち。
以下ネタばれ。


Soloistジャーナリストのモラルとの葛藤うんぬんは映画からそれほど感じなかったです。ロペスはナサニエルの音楽家としての再起に手を貸すことが、ナサニエルのためになると信じていたし、同時にコラムの題材としておいしいという思いは最後まで捨てられなかったように感じます。しかし、その期待は当のナサニエルによって次々と裏切られていく。

やがてロペスが目の当たりにするのが、ロサンゼルス郡だけでも9万人いるというホームレスの実態。そして、一人ひとり事情の異なるホームレスたちをどう救済するかは、とてもデリケートで困難な問題であるということ。

天才音楽家を見いだしたと思っていたロペスは、気づけば、病を抱えて自らホームレスになった一人の男と真摯に向き合わざるを得なくなっていたという、かなりシリアスな内容だったのは意外でしたが、ジャーナリストの上から目線的ないやらしさは、もっと分かりやすく描いたほうが面白いのにと意地悪く考えました。


ナサニエルは大好きなベートーベンしか弾かない。一方でロペスがナサニエルと出会った直後に家で聴くのがニール・ダイヤモンド版「ミスター・ボージャングルス」。ナサニエルを歌詞のイメージと重ねると、実際のナサニエルの年齢はいくつぐらいだったんだろうと気になる。音楽から離れて30年というセリフがあったと思う。とすると、ジェイミー・フォックスでは少々見た目が若すぎるような。

ジョー・ライト監督の作品は、先日DVDで「つぐない」を観たばかり。ところどころに印象的なカットを挟む映像が良かった。この作品の映像もなかなか個性的で面白いのだが、途中1分ほど、音楽に合わせてフラッシュを使う、観客には拷問のような仕掛けがなされていて苦痛のあまり目を閉じていた。意欲的なのはいいけれど、あれは逆効果だと思う。


******************************


先週は映画館で「デュプリシティ スパイはスパイに嘘をつく」(2009年 アメリカ)も観たのだが、平日の夜に行ったので、半分以上眠ってしまいました。いつもは起きていようと努力するのに、途中でその努力も放棄した・・・この体力の衰えはひどい。

なので、感想はまったく書けないのだが、クライヴ・オーウェンにこういうオシャレな映画のオシャレな役は似合わないということと、ジュリア・ロバーツは整形とか無理なダイエットなどをせず、年齢を堂々と見せているところが意外と好感がもてることに気づいた。

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コメント

だよね~同じ感想だ~クライヴ・オーウェンは、もっとオッサンっぽい方が良いよねっ(笑)
最近どうも眠いよ。。。。でも、眠くなるのはつまらない映画だからじゃ・・・(^_^;

路上のソリストは、、、ジェイミー・フォックスの顔が見たくないからな。行かないかな。

>えむさん
そうそう、オーウェンは女っ気のないおっさん役のほうがむしろかっこいいよねぇ。こういう役はジョージ・クルーニーあたりにやらせておけと。
眠くなるのは・・・図星かも(゚ー゚; この映画の場合は変に頭を使うから疲れた。

ジェイミー・フォックスね、気持ち分かるよ。

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