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2009年4月27日 (月)

ここにもイルファン・カーン

ドラマ天地人、今回は持ち直してきた。いままでが単調すぎたんだけど。

土曜日に観ました。アカデミー賞で8部門受賞をはじめ昨年の映画賞を席捲した話題作。

「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年 イギリス/アメリカ)
★★★★

インドの国民的人気番組“クイズ$ミリオネア”。この日、ムンバイ出身の青年ジャマールが、次々と難問をクリアし、ついにいまだかつて誰も辿り着けなかった残り1問までやって来た。ところが、1日目の収録が終わりスタジオを後にしようとしたジャマールは、イカサマの容疑で警察に逮捕されてしまう…。(allcinemaより)

Photo_2 アカデミー賞としては異例の作品賞受賞作と言われているのをどこかで目にしたが、ほんと、これは想像していた映画と違った。もっと風格のある大作とか、社会性を押し出した真面目な作品をイメージしていた。トイレの中に飛び込む場面から始まり、ボリウッド映画を真似た最後のダンスまで、ダニー・ボイル監督はずいぶん遊びながら楽しんで撮ったんだなと思った。

主人公家族の暮らすスラムは、身分の低いカーストからイスラム教に改宗した人々が住む地域で、暴徒と化したヒンドゥー教徒たちに襲われる場面が映画の最初のほうに登場する。ジャマールと兄のサリーム、少女ラティカの3人はこれで親を失い孤児となってしまう。
近年、隣国パキスタンのイスラム過激派に対する警戒から、インド国内でのイスラム教徒への差別や取り調べが厳しくなっているという。ジャマールが証拠もなく警察に逮捕されるのも、そんな背景が関係しているかも。
そして、昨年の11月にまさにこの映画の舞台であるムンバイで、各国の人々を巻き込む同時多発テロが起きた。映画賞でこの作品に注目が集まったのは、奇しくもタイムリーな場所を扱っていたことが多少は影響したかな。映画の中にイスラムの要素はほとんど登場しないんだけれども。

個人的にはA.R.ラフマーンの音楽がとても楽しかった! 
それと、子どもたちの可愛らしさは言うまでもなく。兄サリームと弟ジャマールはまったく違った生き方を選んだわけだけど、サリームがああいう性格だったから、ある時期まではその庇護のもと、ジャマールのほうは大きな犯罪などに手を染めることなく生き抜けたかもしれないですね。
警部役のイルファン・カーンは、インド人といえばこの俳優という地位を築いてしまったようだ。

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コメント

ひめさん、こんばんは♪
おおー
この作品、みたいんです〜(と言うか、この前ハルナが来たときに、観に行きたかったんだけど、疲れすぎちゃって無理だったんです(-〜-;))

あっ
でも絶対(できたら)映画館で観たい作品です。
(どーなんだ、俺の体?)

あと
「ミルク」も同じくらい観たい作品です♪
(こちらは、母も妹も珍しくマキに同意してくれたので、元気な時を無理やり作って観に行きたいです!)

ショーン・ペンっていえば…(ミルク)の。
実は、苦手な役者だったんですよね、マキ的には。
ですが、
「シーズ・ソー・ラブリー」の彼を見てから
すっかりファンになりました♪
(って、単純!)
でも、映画俳優の好き嫌いなんて
そんなもんですよね?

マキより

>マキノコさん
体調、少し回復したのかしら?
この映画、混んでいたから長く上映されるんじゃないかな。
おとぎ話だけど、なぜか納得して見れてしまいます。とにかく音楽が良い味付け。

家族が「ミルク」で意見が一致というのは珍しいですね!笑
ショーン・ペンは、「カラーズ」でちょっといいかもと思いました。
いまは生真面目でい続けるところが好きかな。応援したくなります。
マドンナは見る目があったんだなあと(笑

私はクライブ・オーウェンが最初は苦手と思ったけれど、
今はいちばんよく見ているんじゃないかな。分からないものですね!


goodでございます!

え〜っと映画に関しては疎いので・・・・・すみません。
ジャックブラックの映画だけはかかさずみてます。

おいらも引っ越ししました。

あ、これつまらない物ですが
お蕎麦です・・・・・・
(正直者には見えます)

いや~~~ん。私はずーっと前からクライヴ・オーウェンらぶ♡よ~~~ん♡
って気が多すぎますね(*^_^*)
おやじ好きなだけかしら。

インド映画ってそもそも家族全員老若男女宗派言語問わず楽しめるエンターテインメントと言う素人イメージです。
            あ、漢字がいっぱい↑

うん。やっぱサリーム兄ちゃんが守ってくれていたんだよね・・・(泣)

>goodさん
お知らせありがとうございます。
ご丁寧にお蕎麦まで頂きまして・・・私はクレタ人か!笑
本当に知らないところに引っ越されましたね。
これからも拝見させていただきます。

>えむさん
先日はありがとう。お仕事がんばってくだせえ。
そうだよね、スラムドッグ、かなり普遍的な内容で、インドじゃなくても、どこの国を舞台にしても作れてしまう?

サリームはそういう役回りなんだよね。

ところで後でいくつか映画評を見たら、最後は正解しないほうがよかったと書いている人がいて、そんな結末で満足するのは世界と比較して裕福な国の人間だけじゃないかと、一人突っ込んでいました。

こんにちは、ご無沙汰です~。
doblogでも最後は殆ど更新してなくて放置気味でしたが
いざ無くなると淋しいもので・・。

ヒメヒカゲさん、こんなにたくさん映画見てらしたんですね!
すごいわ~~。知らない映画がいっぱい。

スラムドッグ・・は連休中に見に行く予定です。
映画に出演した女の子が親に身売りされそうになったりと
話題に事欠かない映画でもありますよね。

また遊びにきますね~(^^)

ふぁびゅらすさん! ほんと久しぶり。
挨拶しないですみません…。
ふぁびゅらすさんの最後のブログがさびしすぎます。
またどこかでブログやらないのですか?
あと1カ月で過去記事も全部消えたりするのでしょうか。
そのへんがよくわかりませんが、
今の記事をどこかにインポートしておくだけでもいいと思うの。

女の子の身売りは、おとり取材だったらしいですね。やり方がひどすぎます。

ぜひまたいらしてください。そしてブログ始めたら教えてくださいませ!

クイズ。最後は正解しないほうがよかった・・・て人がいるの!?
んん???それは何ゆえ???

それじゃ意味が無いじゃん。
ムンバイドリーム!(笑)
御伽噺しくらいに、臭いハッピーエンディングじゃなきゃ。ね。

>えむさん
クイズに出たのはお金が欲しいんじゃなくてラティカを見つけたかったからで、
賞金をふいにしたほうがそれが引き立つということかな?
そんな映画、しみったれててどうもね。
愛情が冷めたときに、主人公はラティカを恨むようになるかもと心配してしまうよ笑

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