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2008年11月30日 (日)

こんなに集客力がないなんて予想外

先週の公開日に新宿ピカデリーで観たけれど、空いてた。新宿だけでも2館で上映中のせいかもしれないが。

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(2008年 アメリカ)
★★★★

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ベトナム戦争の英雄の回顧録が大金を投じて映画化されることになり、臨場感を出すために兵士役の俳優5人がロケ地である東南アジアのジャングルに置き去りにされる。しかし、そこは実は武装した麻薬組織が潜伏するゴールデントライアングルで…。


格好は本物の兵士でも、携えてる武器は偽物なのだ(笑)。
いろいろな映画のパロディを盛り込みつつ、ハリウッド映画業界を皮肉ったアクション・コメディ。スター俳優たちとそのマネージャ、映画プロデューサー、映画の原作者、爆破シーンの専門家など、登場人物それぞれがハリウッド映画人のある種の典型をデフォルメしたキャラクターなのに、それほどデフォルメしているように感じないところが面白み。ベン・スティラーが監督・脚本も兼ねるのは、2001年の「ズーランダー」以来かと思うが、あれはファッションモデル業界が題材になっていて、業界パロディシリーズ作品という見方もできる。

映画の中の映画の兵士役俳優5人というのが、演技派を目指して路線変更したヒューマン作品も大コケに終わった落ち目アクション俳優(ベン・スティラー)、オーストラリア人だが黒人役になりきるために手術で皮膚を黒くしてしまうほどの役者バカにてオスカー常連(ロバート・ダウニー・Jr)、下品で低脳な笑いしか芸がないヤク中のコメディアン(ジャック・ブラック)、有色人種枠として映画に出演することになったマッチョが売りのラッパー(ブランドン・T・ジャクソン)、唯一オーディションで役を得た新人俳優(ジェイ・バルチェル)。
新人俳優くん以外は、それぞれ職業上の悩みを抱えていて、ジャングルでのサバイバルの中でそれが明らかになっていくという構成はしっかりしていて、単なる悪乗りコメディになっていないところがよいです。個人的にはダウニー・Jrのキャラとエピソードが楽しかった。ダウニー・Jrの演技は何か一人別次元にいる感じがして、それが役とも重なって面白い効果を出しています。

マシュー・マコノヒーの役は、本来演じるはずだったオーウェン・ウイルソンの姿がちらついて仕方ない。

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