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2008年8月 8日 (金)

ウルトラ怪獣のウーも出演(ウソ)

月曜日にプレミア試写会で観ました。

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(2008年 米)
★★★

ブレンダン・フレイザーが好きで、ハムナプトラシリーズも好きだった者としては、物悲しいものがある。何がって、まずは上映前の舞台挨拶だよ! 肝心の出演者へのインタビューよりも、会場に招待されただけの「セレブ」たちの紹介とご挨拶に多くの時間を費やすとは何ごとかと。また、そのセレブというのが、デビューしたてのアイドルだったりするのだよ。映画の宣伝にはむしろマイナスじゃないの? 少なくとも自分は、そのセレブとやらの顔ぶれを見て、映画への期待が一気にしぼんでいくのを感じましたけど...。
さらに、日本語版の吹き替えを担当した今人気絶頂のアイドル男性に進行を頼ってしまう司会者のダメっぷりにもイライラしたよ。会場はその男性のファン以外、確実にしらけていたぞ。先週の「ダークナイト」試写のときも同じ司会者だったが、ほかに人材がいないのか。

Photo_32

気を取り直して、映画はというと・・・続編は重ねるごとに劣化していくとの法則どおりといいますか。単品として見れば、ストーリーは十分に楽しめる。なので、わがままかもしれないけれど。
(以下少しネタばれ)


オリンピックイヤーに合わせ(?)舞台をエジプトから中国に移し、内容はシリーズ(特に前作「2」)の焼き直し。これはある程度は予想していたけれども、それにしては見たことのある展開の連続で、意外性に欠しい。秦の始皇帝をモデルにしたと思われるジェット・リー演じる役は、イムホテップとスコーピオンキングを合わせたようなキャラだが、生身の見せ場がそれほどあるわけではないので、もったいない。突然のイエティ(雪男)の登場は面白かったけど、前作の小さくて凶暴な森の種族ほどのインパクトはない。

まあ、だいたいに笑いどころが少ない。 しかし、そんなことよりも何よりも、前作まではひしひしと感じられた、作り手のバカ映画にかける情熱みたいなものが、今作ではあまり感じられないのが残念だった。映画を楽しむというより、テーマパークのハムナプトラ・アトラクションを体験している気分だ。ハムナプトラの持ち味は監督スティーヴン・ソマーズの持ち味だったのだ。そのソマーズが製作側に引っ込んでしまったのが痛い。

あと、主人公リック・オコーネルの息子役が、個人的にはミスキャスト。「2」の子役は可愛かったのに、今回の息子役はまったく可愛げがないうえに、まったく息子らしくない。舞台挨拶でブレンダンが「親子関係に注目してほしい」といっていたが、むしろ敵同士に見えたよ。あの息子役は「1」に登場した粗暴なアメリカ人冒険家あたりを演じているほうが似合っていると思う。

ミシェル・ヨーをはじめ、中国人キャストは贅沢感があった。ジョナサン役のジョン・ハナーが引き続き出ていたのもうれしかった。彼が登場すると、あーハムナプトラだあとホッとする。レイチェル・ワイズが降板してしまったために余計に。

文句ばかりになってしまったけど、舞台挨拶のくだらん演出がいけないのだということでお許しください。

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