« あっけらかんと見えるがそうでもない。 | トップページ | 美男美女だったら良かったのに。 »

2008年6月16日 (月)

膝の入れ墨

「JUNO/ジュノ」を観に行ったら、同じ映画館で、髪をオールバックに固め、くわえタバコ姿のヴィゴ・モーテンセンのポスター見て、ぐわぁああ面白そうだ!とそのまま続けて鑑賞。

「イースタン・プロミス」(2007年 英/カナダ/米)
★★★★

Fi2621611_1e 身体に虐待の痕のある14歳の妊婦が病院に担ぎ込まれ、出産直後に息を引き取る。助産婦のアンナは少女の持ち物にあったロシア語で書かれた日記から、少女の身元と赤ん坊の引き取り先を探し出そうとするが、とりあえず日記に挿んであったカードを頼りに訪ねた高級ロシア料理の店で、ロシアン・マフィアに目をつけられてしまう…。

ロンドンにロシア資本が流入するにつれ、裏社会のロシアン・マフィアたちも勢力を伸ばしているんだろうか…。デヴィッド・クローネンバーグ監督、ヴィゴ・モーテンセンとナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセルら出演。いかにも男が憧れる渋い男を演じるモーテンセンもいいけど、父親の形見である古いソ連製のオートバイを乗り回すアンナ役のワッツも素敵。この2人の関係が、ちょっと古風な映画を見ているようでいいんです。あと、ロシア料理店オーナー役のアルミーン・ミュラー=シュタールが、無気味だったなあ。一見は好々爺なところが。この映画も、出演者が皆はまっているところが観ていて気持ちいい。
マフィアものであり、一つ一つの題材はそれほど新しいものではないけれど、そのパーツの組み合わせが巧くて、魅力的な映画になっている。余計なところのない佳品という印象でした。ロンドンのハマムで全裸のまま死闘を繰り広げる場面など、誇張がないゆえに一層生々しいバイオレンスシーンがあってR-18指定。

****************************************

少し前にレンタルで観た映画。「イースタン・プロミス」との共通点は、あのシーンしかない。こっちもある意味、恐ろしく息詰まる場面(笑)。比べるんだったら本来は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」なんだけど、忘れていてまだ観ていない。

「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」(2006 米)
★★☆

カザフスタン国営テレビの看板レポーターである主人公ボラットが、取材先のアメリカで、大陸を横断しながら、はた迷惑な大騒動を巻き起こしていくという全米大ヒットのコメディ映画。
差別ネタで笑いを取り、国際問題にも発展したらしいですが、期待したほど面白い映画ではなかった。下ネタも人種差別ネタもストレートすぎて笑う気にならないし、カザフスタンをからかって何の意味があるのかとも思う。そのナンセンスさがいいんだろうか。テレビで見かけたパメラ・アンダーソンに恋をしてしまうという題材だけでも、もう少し掘り下げて、ホロリとさせてくれも良かったんではないか(笑)。でも、これ、素人らしき人がいっぱい出ていて、本気でボラットに騙されて呆れているようなんですよね。どこまでドキュメンタリーなんでしょう。

« あっけらかんと見えるがそうでもない。 | トップページ | 美男美女だったら良かったのに。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1175528/28622965

この記事へのトラックバック一覧です: 膝の入れ墨:

« あっけらかんと見えるがそうでもない。 | トップページ | 美男美女だったら良かったのに。 »

インデックス

無料ブログはココログ