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2008年6月24日 (火)

美男美女だったら良かったのに。

土曜日に映画館。19世紀末、ハプスブルグ帝国末期のウィーンを舞台にしたミステリー。

「幻影師アイゼンハイム」(2006年 アメリカ/チェコ)
★★★☆

Fi2621612_1e 伯爵令嬢との幼い恋を身分違いゆえに引き裂かれたアイゼンハイムは、傷心のままマジシャンの腕を磨くべく東方への長い旅に出る。やがて、天才と評される幻影師としてウィーンに凱旋したアイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、ショーを観覧に来ていたかつての恋人と再会を果たすが、彼女は皇太子レオポルドの婚約者となっていた…。

(大枠ネタバレ)
原作はスティーヴン・ミルハウザーの短編小説。19世紀末のマジシャンの映画といえば「プレステージ」があるが、あちらが次第に天才の狂気をあぶり出していくのに対して、こちらはロマンスに重点が置かれている。マジックを超えた幻想的な物語に思わせておいて、最後の最後で警部ウール(ポール・ジアマッティ)の推理によってすべてが一転するところが見どころ。でも、あれは真実なのかな。マジック好きのウールの想像にすぎないという解釈でなければ、納得いかない部分も若干。解釈はお好きなようにということでしょうか。

映画は普通に面白かったのだけど、なぜか眠くて仕方ない。一緒に見た友人も眠かったそう。前の席の人は気持ち良さそうに鼾をかいていた。梅雨時の低気圧のせいだろうか。「プレステージ」とどっちが好きかといったら、断然「プレステージ」だ。
ルーファス・シーウェルのルックスや雰囲気が、残虐な面を持つ高貴な役にぴったり。「ロック・ユー!」や「レジェンド・オブ・ゾロ」でもそうでしたね。最近は渋さが加わっていい感じ。対して公爵令嬢役のジェシカ・ビールがまったく貴族らしくない、むしろたくましい田舎娘といったルックスで、なぜキャスティングされたのか不思議です。
あのロケットペンダントは、田舎の物産館で土産物として売ってみたらどうか。1000円くらいで売ったら売れそう。

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映画の後で、ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の打ち上げコンサートというものに誘われて行ってきた。映画でも主演していたジョン・キャメロン・ミッチェルがゲスト参加。7年ぶりにヘドウィグをステージ上で歌ったとのことだったが、もともと才能があるんですね。歌は良かったですよ。あと、山本耕史はギターがうまい。ヘドウィグばりのコスプレの人たちや、ジョン・キャメロン本人が登場するや感激のあまり号泣しだすファンもいて、圧倒されました。
さて、自分にとって今楽しみな来日ライブ公演といえば、アレなわけですが・・・はたしてとれるかなチケット。まったく予想がつかないのが怖いよおー。

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コメント

映画、パッとしないビジュアルの主役2人でしたね(^_^;それにしても眠かったなぁ・・・ヘドウィグ。も~~~う、感涙・・・(_)日本でのパフォーマンスは、きっと後にも先にも無いと思うので。歴史的瞬間に居合わせたのだわ~~~!なんて大袈裟ですけど、それくらい感激でした。

>えむさんいえいえ、ファンには歴史的瞬間、わかりますよ。もう少し神経質な感じかと思ってたけど、人なつこい感じでしたね。映画、失礼なタイトル付けちゃったと冷や汗流していたところです…。美男美女でも若すぎたり薄っぺらな顔だと、また違うし、難しい。ところで銃撃戦の映画、今週で終わるようなので明日間に合ったら観に行きます!

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