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2008年6月29日 (日)

新手のノワール・コメディ

面白いと言われて公開終了ぎりぎりに観に行った。
こ、これは……とんだおバカ映画だ(笑)。

「シューテム・アップ」(2007年 米)
★★★★☆

Fi2621613_1e 深夜のニューヨーク。銃をもった男に追われる妊婦を目撃した男は、放っておけず助けようとするが、そのまま銃撃戦に巻き込まれる。そして、妊婦は赤ん坊を産み落とした直後に流れ弾に当たって死亡。男はやむをえず赤ん坊を抱え上げ、赤ん坊の命を狙う謎のギャング団から逃亡をはかる…。

いつもはシリアス系の役が多い豪華キャストを揃え、こういう銃撃戦シーンがあったら面白いというの次々と、リアリティ無視でそのままやっちゃった感じが潔くて、痛快! 2万5千発もの銃弾が放たれたらしい。内容は不謹慎なほどに軽いんだけど、とにかくカッコよすぎて笑える。

銃の腕前は100発100中。片手に主食のニンジン、片手におくるみの赤ちゃんを抱えて追ってくる悪に反撃するクライブ・オーウェンが最高にいかす! でも、性格は若干「シリアル・ママ」入ってるかい?(笑) 対するギャング団のボスであるポール・ジアマッティは、元FBIのインテリで、プロファイリングをしたら100発100中を自負。でも、死んだ妊婦の裸のおっぱいに欲情しそうになる変態野郎だったりして。モニカ・ベルッチに関しては、娼婦役というだけで存在感十分でしょう。熟れた豊満な肉体をあらわにして、娼婦にして聖母を演じる。最高にはまり役。

オーウェンの無精髭の生えたたるんだ頬のアップとか、ベルッチの熟れすぎた肉体が、渋い大人の魅力として見えるのは、撮影に香港映画出身の人を使っているせいもあるのでしょうか。他のハリウッド・アクション映画の映像とはひと味違う感じです。そして、大人キャストだけでなく、赤ん坊までもが一癖ありそうな顔つきの赤ちゃんでした。ヘビメタを聴いたり銃を見ると泣き止んで笑う赤ちゃんですからね、ただ可愛いだけではダメなんですよね。

おバカなアクション・コメディとしては「パニッシャー」、渋いキャスティングや音楽使いなどのセンスは「ペイ・バック」を思い出したけど、それらともちょっと違う。監督はミュージックビデオ辺りが出身の若い人だと想像していたけれど、写真で見る限りはそうでもない。

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コメント

そうそう、痛快!まさに!それですよね。赤ちゃんのぞんざいな扱いは笑えました。道路にゴロ~ン、回転遊具でぐるぐる~~~ありえなさが、グーーーっ!細かいところ、なんかとってもセンスいいです。

>えむさん御陰さまで映画館で見れて良かったよ(笑)。飛行機から落ちるところも、重力の法則をまったく無視。ありえないー! でも許せる。そうね、センスがいいんだよね。こんなとってつけたようなストーリーの映画なのに否定したいところが見つからないんだよ。

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