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2008年1月20日 (日)

真っ白な雪が血の雨に変わる

ティム・バートンに対してもジョニー・デップに対しても最近はすっかり興味薄と言いつつ、観に行ってしまったよ。スティーヴン・ソンドハイム作詞作曲の傑作ミュージカルの映画化。

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(2007年 米)
★★★☆

Fi2621531_1e 19世紀のロンドン。理髪店を営むベンジャミンは、妻と生まれたばかりの娘とともに幸せに暮らしていたが、妻に横恋慕した判事によって無実の罪を着せられ流刑。そして、15年後、憎しみのためにすっかり変わり果てた容姿となった彼の復讐劇が開始される…。

まあすごいこと。カミソリを手に次から次へと。豪快な血飛沫、さらに死体の処理方法だけでお腹いっぱい・・・。しかし、私の感性もマヒしており、この手のスプラッターな描写だけでは今さら恐怖もカタルシスも感じないのです。デップは与えられた役を完璧にこなしていて好印象。陰鬱で汚れた19世紀末のロンドン、手作りのために波打って見える昔の窓ガラスなど、細部に凝った美術も良かった。物語の内容的には特に印象に残らず。観た端から忘れそう・・・。

音楽はとても面白かった。出だしのメロディは覚えやすく穏やかなのに、オーケストラのアレンジによって複雑な感情が込められた官能的な曲に変化していく様がマジック。オペラの曲調なのに、何だかとても新鮮。アレンジはソンドハイムのオリジナルに忠実なんだろうか。
ティム・バートンのグロテスクだけども子供っぽさを残した笑いのセンスと、この一連の曲から自分がイメージする世界とがうまく結びつかなかったのが、のめり込めなかった理由の一つかも。

来月はひさびさに観たい映画が目白押し。なんとかやりくりして観に行かなければ。

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コメント

さっそく感想をUPしてたのですね!久々のティムバートン、面白かった~。2時間超の退屈な邦画を観て来た後だったから、特に好印象だったかも(笑)ヒメヒカゲさん、眠っちゃダメですわよ~。デンゼル様とデブの出ているリドリースコットの映画、評判はすこぶる良さそうですね。私も観たら、感想書きま~す。

>えむさん土曜日の昼間は眠いんです。デンゼルは、私にはジョニデと同様に退屈なので睡眠しっかりとって観に行かないと危ないですね(笑)。感想楽しみにしてます。

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