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2008年1月12日 (土)

予習

いやぁ驚いたなぁ。そんな裏技が使えるとは。もうすっきり一院制にしようぜ。って、そんなことちらっとも議題にものぼりそうにないね。


2月にエジプトに行くのです。ずっとイランに旅行するつもりで、時期も参加するツアーも決めていたのだけど、リビアの砂漠ツアーに突然心変わりし、でも、やっぱり北アフリカまで行くなら基本のエジプトに行くのがまず先だろうと、再度変更しました。イランを止めたのは、誘拐事件のせいでもアメリカの対イラン政策のせいでもなんでもなくて、単に寒い時期に同じ寒いところに行くことはないと思ったからですが、真冬のエジプトも日中以外は東京とあまり変わらない寒さとか。何を着ていったらいいか迷います。


エジプトといっても、古代遺跡よりはイスラム最大の都市カイロのほうに興味があって、まず読んでみたのがこれ。

『ある夜、ピラミッドで』田中真知著
(旅行人 2000年刊)

Fi2621528_1e ひょんなことから1990年から足掛け8年、カイロに暮らした著者による滞在中の印象的な出来事、出会った人々などについて綴ったエッセイ。
特にエジプトフリークというわけではない著者の、ある程度に距離を置いた視線と、しかしどんな不条理なこと、ばかげたことも異国の文化としてできるだけそのままに受け止めようという姿勢が、かの地を非常にイメージしやすい読み物に仕立てていると思いました。
しかし、社会的なルールなどあってなきが如く、人々が感情をむき出しにして生きているカイロの町の混沌を、短期間のツアー旅行などで感じ取ることは無理でしょうか。その混沌のパワーの源は、エジプト人の人間性によるものではなく、貧困や失業、嫉妬などから生じる途方もないストレスかもしれないと著者は書いており、実際にその中に取り込まれそうになったら、好奇心よりも嫌な思いのほうが勝ってしまうかもしれません。

旅の前に先入観はできるだけ持たないほうがいいと思ったけど、これを読んだせいで、エジプト人と接するときの心構えができた気がする。・・・あれ、思いっきり先入観を持ってしまったかな?

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