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2007年12月10日 (月)

「何か変な臭いがするわ」

読み終わって本棚に片付けようとして、またやった、同じ本が2冊…ため息。
まったく記憶がないパート2。前に読んだことには違いないが。

『A型の女』マイクル・Z・リューイン著/石田善彦訳
(ハヤカワ文庫 1991年文庫化)

探偵アルバート・サムスンを1冊目から読み始めようと買ってみたのです。出ばなをくじかれた思い。悪いのは私であって、本は悪くない。
真面目に働いて、それで一体何がどう変わるのか?という思いが年々澱のように積もり、他人目に分からない程度に手抜きをすることにささやかな快感を覚えている今の自分には、なんだか親しみを覚える主人公探偵。といっても、共通するのは頭の中で考えていることだけですが。
1971年に書かれた作品。依頼人の女子学生がいきいきと描かれていていい。独り暮らしの中年探偵の住まい兼事務所にいきなり飛び込んできて、吐いた言葉が「何か変な臭いがするわ」・・・笑。知り合いの部長刑事とのやりとりも面白く、メインの事件解決は二の次。

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こっちは約半世紀前に書かれたフランスのミステリー。

『殺人交叉点』フレッド・カサック著/平岡敦訳
(創元推理文庫 2000年文庫化)

Fi2621520_2e 初めの章が淫らな感じで、これはインモラルな小説なのかとちょっと期待してしまった(笑)。最後に読者をあっと驚かせる仕掛けが用意されている「○○トリック」と呼ばれるジャンルは、読んだ後に虚しくなるよ。併録されている「連鎖反応」のほうがユーモアがあって好きです。

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コメント

私の場合、いつか読もうと思って買ってた本を、また買っちゃったとか、シリーズ物の、読んだ本と読んでない本と、タイトルがごっちゃになって、買って帰ったら同じヤツだったとか・・・ですねー。

>Djangoさんやっぱりやりますか?(笑)シリーズものはまたタイトルが似ているのが多いし、ややこしいですね。カバー掛けなら読むのもよくないかな。表紙覚えてないんで。

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