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2007年12月24日 (月)

魅惑のエロサウンド その16

知らない間に出ていたCDで買い直し、久しぶりに聴いた70年代のスティーヴ・グロスマン……やっぱり好きだ! 初期のリーダー作2枚。

Steve Grossmanの『Some Shapes To Come』『Terra Firma』

Fi2621526_1e グロスマンは1951年、ニューヨーク・ブルックリン生まれのユダヤ系。10代でマイルスのバンドに参加した早熟なミュージシャンの一人だけれど、一般にはそれほど人気はなかった。しかし、同じサックス吹きには熱心なファンが多かった。私も一聴して惚れた。この人のこの頃のサックスの音色がとにかく好きだった。その時代の音というのをサックスで表現できていた人なんだろう。 

テナーもソプラノもめちゃくちゃ気持ちよく鳴ってる。テクニックはあるのにリードミスも音外しも気にしない。ちまちましていなくて奔放。本人も当時ははちゃめちゃな行動が目立つ人だったらしいが、その性格が楽器からそのまま伝わってくるとでもいいましょうか。そして、ただ豪快な音色というだけでなく、どこか退廃的な色っぽさを兼ね備えているところがたまらないです。

Fi2621526_2e 『Some Shapes To Come』(写真上、CDではジャケットデザインが異なる)は73年録音の初リーダー作。『Terra Firma』(写真下)は76年録音。どちらもストーン・アライアンスの同胞であるドン・アライアス(ds、per)、ジーン・パーラ(b)とともに、マハビシュヌ・オーケストラのヤン・ハマー(key)を迎えた作品。
ハマーのエレピやムーグシンセのおかげで、ストーン・アライアンスよりはずっと親しみやすい音になっている。前者では2曲目「Haresah」、3曲目「Zulu Stomp」、後者では2曲目「In It」、5曲目「Inmate Man」などは、ジャンルを超越したファンキーな楽曲。

この後にフランス録音された、もっとストレートなジャズのピアノトリオを従えた『Born at the Same Time』も、グロスマンのサックスに絞れば評判いいけど、サウンドの面白さでは上の2枚のほうが勝る。今聴いても十分に刺激的と思う。リズムや曲調が突然変わったりするのがスリリングで、改めて面白いと思う。

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コメント

YouTube みてきました~。ほんと、殺生だわ~。もうすこし観たいっ、聴きたいっ!!!

>nadjaさんこんばんは。いきなりハイテンションな音が鳴って驚いたでしょ?笑

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