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2007年11月 6日 (火)

ジョン・マクレーンは登場しないが

映画コラムニストの前歴を持つ著者が、レニー・ハーリン監督が続編で台無しにしてくれたと思っている「ダイ・ハード」シリーズを、小説でパロディってみました・・・という感じかな。おもしろいわー。巻き込まれ犯罪ものなのだけど、同窓会ネタだけでも読み応えあるし、最後のオチも決まったね!

『楽園占拠』クリストファー・ブルックマイア著/玉木亨訳
(ヴィレッジブックス 2003年邦訳)

“さあ、2000年に集まろう!”
かつての級友ギャビン・ハチソンが、心をこめてあなたをまたとない同窓会にご招待します。あなたもぜひ、デルタ・レジャー社(R)の豪華絢爛たるフローティング・アイランド・パラダイス・リゾートで、オーヘンレイのセント・マイクルズ校の卒業生の和に加わってください。(以下略)

Fi2621511_1e スコットランド沖に浮かぶ巨大な石油掘削装置をとんでもない大金をかけて改造した、俗悪極まりないリゾート。ここの発案者が、リゾートの正式オープンを前にかつての同級生を呼んで、成功をつかんだ自分の人生を自慢しようと目論むのだが、呼ばれたほうは誰一人、その同級生の顔すら記憶になく、妻には恥をかかされ、あげくにマヌケな武装団に乗っ取られ・・・。

勢いで書いちゃった的な雰囲気はあるけれど、この作家のセンスはかなり好き、人物造形も笑いも。イギリス人が好む休暇用リゾートの定義も皮肉がきいてておかしかった。
ブルックマイアで翻訳が出ているのは、今のところ『殺し屋の厄日』とこれの2冊だけれども、欠かさず読んでいこうと思わせる。映画ネタがたくさん出てくるので、洋画好きにも楽しいぞ。


久しぶりにブログ更新してたらえらくカウンターが回ってる。
間違って同じ記事を2回更新通知してしまったせいかな。記念にメモしておこう。
2007年11月5日/542

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