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2007年5月 6日 (日)

消えたウサギ

邦題にこっぱずかしさを覚えつつも、ジェラール・ランヴァンが出てる!というんで、渋谷のル・シネマ。宣伝では出演女優たちばかりが目立ち、ランヴァンはおまけくらいの出番と思っていたら、ひゃっほー。なんと主演じゃありませんか!

「輝ける女たち」(2006年 仏)
★★★☆

Fi2621453_1e アルジェリアからの亡命者で、一時期は子供番組で人気を博したマジシャンのニッキー(ランヴァン)は、今は落ちぶれ、自分を育ててくれた南仏ニースの小さなキャバレー「青いオウム」に出戻り、細々とステージを続けていた。しかし、親代わりであり親友でもあったオーナーがある晩、理由も残さず入水自殺。葬儀に集まったのは、ニッキーの2人の子供とそれぞれの母親。さらにニッキーの現在の愛人も絡み、店の存続をめぐるごたごたの中で、疎遠だった2つの家族とオーナーの秘密の過去が明らかにされていく…。

人間関係が込み入っていて、理解するのに必死。そのためコメディなのに、笑えるようになったのはずいぶんたってから。しかし、カトリーヌ・ドヌーブやエマニュエル・べアール、ミュウ=ミュウといった女優たちに振り回されることになる、女たらしな役どころにランヴァンというのはたまらんわー(笑)。
私はオヤジ好きではないけども、ランヴァンの顔はしわが刻まれていてこそ。若い頃の映画を見ても、あまりいいとは思わないから。あの年齢で(といっても50代後半)ベッドシーンやっても映像的に全く無理を感じさせない肉体美もすげー。

全体的に年齢層高めな出演者の中で、息子役のミヒャエル・コーエンがフランスの谷原章介といった雰囲気のハンサムで人気が出そうな感じ。スター俳優の共演を楽しむといった趣旨が前面に出すぎているように思わなくもなかったが、時間が止まっているようなキャバレーでのヌードレビューや古典的マジックといった題材は面白かった。高台の墓地から望むニースの街の風景も。

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映画の前に、同じ施設内の美術館で「モディリアーニと妻ジャンヌの物語」展。誘われなければ、まずは億劫がって行かなかっただろう。油絵よりも、紙に鉛筆描きのスケッチのほうに見入る。

映画の後は、ウン十年ぶりに道玄坂百軒店通りのロック喫茶「BYG」。いまだ経営を続けていることに感心! 店を出た後に、2階は今もじゅうたん敷きなのか、確かめればよかったと後悔。

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