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2007年5月 2日 (水)

駄作か珍作か。

タイトルに引かれて読んでみたのだが。

『わたしが殺された理由』アン・アーギュラ著/吉澤康子訳
(ハヤカワ文庫 2007年邦訳)

Fi2621452_1e 『市民ヴィンス』に続いてワシントン州スポーケンが舞台だぁーと興味を持ったのも束の間、なんだこれは・・・・・・・。たどたどしい文章と展開で、最初は翻訳に問題があるのかと思ったが、たぶん原文が風変わりなのだろう。いかにも処女作、というか素人が思いつきで書いたみたいな小説と思ったけれど、あとがきにはアン・アーギュラは「著名な作家であり脚本家であるダリル・ポニクサンの別名」とあるから、キャリアのある人のようだ。

49歳の女警官(主人公=わたし)が、更年期障害ののぼせ症状のため、いきなり人前で素っ裸になって海に飛び込むなんて場面が唐突に出てくるほうが、前世の人格が現れてその証言によって事件解決なんていう都合の良すぎるあらすじよりよっぽど変だと思った、読んでしまったことを少し後悔しなくもないオカルト・ミステリー。
これでアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペーパーバック賞ノミネート作品というのもよく分からない…。私の頭が固すぎかなあ。

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