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2007年5月15日 (火)

私家版・魅惑のエロサウンド その14

健康診断が結果が出ました。上部消化管が潰瘍ありで要精密検査。例年どおりの結果。ここしばらく症状が落ち着いているので引き続き放っておくことにする。もう一つは、血清鉄が少ない。こっちは要治療。ひっかかる人が多いらしく、病気というほどでもないが、そういえば最近ひどく疲れやすい…。

朝、職場のある駅に着いて、地下鉄の出口から地上に出ると、薄曇りの空すら眩しく感じてめまいがし、引き返したくなるのだが、そこでおもむろにイヤホーンを肩掛けバッグから引っぱり出して、絡まったコードをイライラしながらほどいて、今では希少品扱いのCDウォークマンのリモコンを掌の内側に隠すように持って曲をかける。
そこでこの前ソサエティ・オブ・ソウルのCDを聴き直したら、思っていたより良かった。ダウナーな朝に妙にしっくりきた。アルバムが出た当時は、スローなファンクの地味な焼き直しじゃないかと感じ、それほどいい印象は持っていなかったのだが…。

Society Of Soulの“Pushin'”および“Wind”

Fi2621460_1e_2 1995年のアルバム『Brainchild』より。
TLCの大大大ヒット曲「Waterfalls」や、アウトキャストの一連のアルバムなどを手掛けたアトランタ出身のプロデューサーチームOrganized Noiseが母体である男4人女1人からなるグループ。残したアルバムCDは結局これ1枚なのかな。リーダー格でファルセットボイスのスリーピー・ブラウンは現在、ソロアーティストとしての活躍中。
10曲目「Pushin'」は、その彼のエロセクシーかつ男気あふれる歌声に身を委ねる1曲。アレンジも含め、オラン・ジュース・ジョーンズを彷彿とさせるところが個人的にツボ。といって、オランほどいかがわしくすごみのあるオーラは感じないですが…。バックで自由に弾いてるギターやオートワウベースがファンク。

Fi2621460_2e で、特例的にもう1曲。13曲目のインスト系ナンバー「Wind」。
実はこのアルバムを最初に聴いたときから、サックス&フルート奏者の好演だけは妙に印象に残っていた。それが、70年代に「Dazz」などのヒット曲を飛ばしたソウルファンクバンドBrickのリーダー兼マルチホーン奏者ジミー・ブラウンその人であることを知ったのは、つい先ほど(ちゃんと聴いたら曲頭のMCでも紹介されているではないか…)。さらにもって、スリーピー・ブラウンはその息子かい! 親子共演だったんだねー。びっくりついでに、ブリックのベストアルバムを引っ張り出して聴き直してしまったぞ。
「Wind」はジミーの囁くようなアルトサックス(カーブドソプラノかな?)のテーマがたまらないす。格違いの味がある。ちょっとロニー・ローズっぽい。ブリックでの演奏よりもこっちのほうが好みだなあ。

あと、楽曲的には4曲目「It Only Get Better」もなかなか。

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コメント

こういうソサエティ・オブ・ソウルみたいなのが、黒人受けする黒人音楽みたいな気がします。派手さはないんだけど聴き応えあります。元々一枚きりのつもりで創ったんじゃないですかね?←勝手な想像。

k.m.joeさんまったりしたリズムが黒人音楽ならではですね。そうかあ、このアルバムを出すためだけに結成したってありそうですね。

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