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2007年4月11日 (水)

父さん、簡単に他人を信じ過ぎ。

音楽が題材の映画は、好き度評価が甘くなる。
それに、ブラジルの田舎や地方都市などが見られて、それだけで十分面白かった。土曜日に映画館。

「フランシスコの2人の息子」(2005年 ブラジル)
★★★★

Fi2621442_1e_2 (↓ネタバレ)
貧乏人の子沢山を絵に描いたような小作農のお父さんが、子供たちには自分のような生活はさせたくないと、上の息子2人にそれぞれアコーディオンとギターを買い与えるが、そのために使い込んでしまった地代が結局は払いきれず、土地から追い出される。当てもなく都会に出た一家を待っていたのは、もっと過酷な現実。こらえきれず隠れて涙する母を見てしまった息子たちは・・・。

ブラジルでこれまでにアルバム2200万枚以上を売り上げた現役兄弟デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの成功までの道のりと家族のドラマ。
子役たちがかわいかった! そして、極貧な一家が幸せになる話は、後味がいいのだ。終盤には本物の本人たちと両親が登場するので、きっと遠慮して描かれなかったこともたくさんあるのではないかと想像するが(歌詞に検閲が入り反政府的なことは歌えなかった軍事政権下の話もちらっと出るが)、カントリーソングそのまま、終始ほんわかしたところのある映画だった。

貧乏人の親が息子に託す夢は、ブラジルだったらやはりサッカー選手かミュージシャンがポピュラーなんだろうか。この映画の良かったところは、父親は息子たちに楽器を買い与えるが、その息子たちに頼って自分たちも生活していこうという魂胆がみじんも感じられなかったところ。しかし、それでも長男は、かなり重圧と責任を感じていただろうか。長男の子供時代を演じた子役の、ときどき大人びて見える表情がぴったりだった。

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