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2007年3月18日 (日)

13番目の香り

もっと香水の歴史とかうんちくを盛り込んだ映画なのかと思っていた。
これは、フランケンやドラキュラや狼男などと同じ類の
モンスターの話ってことでいいのかしら?

「パフューム ある人殺しの物語」(2006年 独/仏/スペイン)
★★★☆

↓以下少しネタばれ。

もって生まれた才能で、捨て子から皮なめし職人を経て調香師となった主人公が、
自分には体臭がないということに気付き、
体臭がないということは誰の記憶にも残らず死んでいく運命であると
どっと虚しさに襲われる場面が、面白さのピークだった。
その後は、子供向けのおとぎ話みたいな展開になっちゃったかなあ。
思っていたより軽めのお話で…。

あの時、あの女性が恐怖の声を上げるようなことがなかったら、
違う人生を歩むことになったのか?
しかし、犯罪に触れない方法で同じ究極の香水を作り上げたとしても、
民衆を惑わず者として、魔女狩りのような目に遭いそうだ。
(予告を見た時点ではそういうストーリーだと想像していた)。
いずれにせよ平穏な人生は送れそうもない。
映像的には面白いところがけっこうあった。


体臭は大事らしいですね。
容姿に関係なく恋に落ちるのは、相手の体臭が大きく関係してるんだっけ?
健康のバロメータにもなるというし。そういえば自分の下着のにおいを嗅ぐだけで
なんとなく落ち着いた気分になったものだ、昔は…。
年を取るともうだめ。確実にいやなにおいに変化してきている(笑)。
(しかし、この映画での処女への執着ぶりは違和感がある。何か根拠でもあるのか?)
といって、いまだ香水には興味が乏しい。周りを見ても
「この人、効果的な香水のつけ方をしてるなあ」と感心することはあまりないし。
あれは、もともと体臭がきつめの人がつけるほうが、
香り自体もより魅力的に変化するものなのだろうか。
以前に何かで同席したフランスの中年男性が、ものすごいいい香りを
発していて(たぶん麝香系)、ふらふらと付いていきそうになったことがあった。
寺島しのぶも、実は相手のにおいが決め手だったりしないだろうか。

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パフュームが食い足りず、同じシネコンで「龍が如く 劇場版」2度目鑑賞。
1度目より好印象。そして、アクションシーンは本当にかっこいい。
スーツ姿で素手で殴るってのがツボだ。
で、形勢不利な状況とか、殴られ気を失ってるときの桐生ちゃんは実にセクシー。
つくづく血糊の似合う俳優だよ。

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コメント

[龍が如く]二度目ですかーっ!凄いっ!…って、そこに食いついてどーする自分(笑)遺伝子的に自分から一番遠い異性の匂いに惹かれるんだそーな?(世界一受けたい授業より) 私は、コイツはただのコレクターだと思ったよ。しかも、美少女(処女)の死臭に取り憑かれたんだと思う。じゃなきゃ、美男子なんだしさ、次々に女達をたらしこんで、生きてる人間から採取すりゃ良いって話じゃん!・・・個人的な感想。

寝る前にのぞいたら、時間差でえむさんが!遺伝子的に自分から一番遠いといったら、外国人になりそうだけどね。はて、遺伝子ってそんな単純なもんじゃないのかな。死臭に取り憑かれたって、するどい(笑)。ようやく腑に落ちた。エロスと死とは密接に関係してるというしね!美男子かどうかは保留だ(笑)

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