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2006年9月 3日 (日)

2作目以降では最高の出来

水曜日の夜に日比谷へ単館映画(キンキーブーツ)を観に出掛けたら、
上映1時間前だというのに、チケットはとっくに売り切れじゃないかー!
楽しみにしてたのに…。もやもやしながら、
休日に観る予定にしていたこっち↓に急きょ変更。

「スーパーマン リターンズ」(2006年 米)
★★★★
少しネタバレ。

楽しかったです! 映像と音響がすごい迫力!
スーパーマン&クラーク・ケント役のブランドン・ラウスも良かった。
正直、この人にはぜんぜん期待していなかった。
私にはスーパーマンのリバイバルなら、数年前にブレンダン・フレイザー主役で
観たかったという思いがありまして(実際、今回も候補に名前が挙がっていたが、
さすがに年齢が行きすぎてしまい‥)。
さらに、この映画が旧作の5年後の設定だと分かって、
ブランドン・ラウスでは青臭すぎる、演技もへたくそと思って最初は観ていたのだけど。
ケイト・ボスワースが演じるロイス・レインも旧作より若返っているし、
ちっとも優秀な新聞記者には見えなかったのだけど。
この映画にその手のリアルさを求めるのは、むしろ逆ではないかという気がしてきました。
少なくともブランドン・ラウスには、そう納得させてしまう魅力があった。
終盤の島を持ち上げちゃうところとか、目が血走っていてすっかり貫禄が出てました。
悲恋の要素も手伝って、このスーパーマンは旧作以上に女性には受けそう。
素直にカッコイイと認めましょう。
あくまでもスーパーマン役のブランドン・ラウス限定で。
それにしてもラウスもボスワースも、2人ともお人形さんのような顔だわね。
だから、CGが使われていても気付いていなかったりして…。

たまたまテレビで旧作の「1」と「2」を放送してたので、録画して観なおしたけど、
こんなしょぼいストーリーだったっけ?と思ったほどだったので、
映像技術の進歩はもちろん、物語の内容も悪くなかったのだろう。
スーパーマン不在の5年の間にロイス・レインは「スーパーマン不要論」の記事で
ピューリッツァー賞を受賞している設定なのだが、
それほどまでの心境の変化の理由は、きちんと最後のほうで明かされる。
スーパーマンのような単純すぎる正義のヒーローの話に、
今の時代をどこまで反映させるか、気になっていたところだけど、
そこは触れずにうまくごまかしていた気がする。
恋に悩むヒーロー、ヒロイン以外は、旧作の雰囲気を受け継いでいたと思う。
続きを期待させる終わり方も王道。こういう映画はそうでなくっちゃ。

ただ、ケヴィン・スペイシーのレックス・ルーサー役は個人的にはいまいち。
コミカルなシーンでも、目が暗すぎるよ。変態にしか見えないもん。
ジーン・ハックマンのほうがおちゃめで良かったな。
監督ブライアン・シンガーの趣味が、悪役の個性により強く出たってことかも
しれないけど、共食いとかさ…、
笑ったけどさ…、さらっと受け流すには悪趣味な気がしたよ。
編集長役のフランク・ランジェラもなんだか怪しかった。
新聞部数の売上げ上昇のために、実は悪と手を結んでいたり、
てっきり裏で何か企んでいると思っていた。
リアルすぎる演技というのは、こういう作品では裏目に出ることがある。
お母さん役のエヴァ・マリー・セイントが、後半にもちらっと登場して印象的。
少ない出番ながら重要な役でした。

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