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2006年8月 5日 (土)

田舎が温かいと思ったら大間違いだ。

またまた新宿の武蔵野館。最近ここばかりで映画を観てるけど、
単に他の街に行くのが面倒なだけだったりする。

「ゆれる」(2006年 日本)
★★
(少しネタバレ)

都会に出てカメラマンとして成功し、かっこよく女性にももてる弟
(オダギリジョー)と、家業のガソリンスタンドを継ぎ、独身のまま
中年に差しかからんとしている兄(香川照之)が、母親の一周忌で再会し、
幼なじみの女性(真木よう子)を巡るごたごたの中で
それまで封印されてきた兄の「ねたみ」、弟の「やましさ」が露わになって、
大きな犠牲を払ったすえに、兄弟の絆を再確認する話…。


と解釈しましたが、単純すぎる解釈かもしれません。
特に最後の一行は、あくまで私の想像だ。
テーマ自体がゆれているように感じてしまい、よく分からないのだ。
その曖昧さがセンスいいという考えもありだが、
それにしては最初からいろいろと思わせぶりなシーンが多く、
その思わせぶりのわけは何も具体的に示されないまま、
ダラダラと続くのは少し苦痛でもあります。
約2時間の映画なのに、3時間くらいに感じたよー。

兄弟と幼なじみの女性の間には、過去にも何かあったのでは?と
考えたんだけど、そういうシーンはなかった。
もう少し過去を絡めて、二人の心の中の確執を伺わせるエピソードが
あったほうが、私なんかは共感しやすかったのだが、
同性の兄弟がいる人は、そんなもの余計と思うのかもしれない。
サスペンス風だが、サスペンスを期待すると肩透かしだ。

でもでも、香川照之の演技がすげー! 巧い!
あの法廷シーンでの表情変化とか話し方とか。鳥肌立ちそうになった!
ああいう境遇の長男、うちの田舎にもいっぱいいるんだよね。嫁の来てがないまま、
やがて年老いた両親の面倒も一人で見ていかなければならない農家の男性の話を
田舎に帰るたびに、母に聞かされる。
だからってその人が惨めだとかは、私はちっとも思わないんだけど、
周りから惨めとしか見られないとしたら、それは辛いなと思う。

タイトルは、拘置所にいる兄が面会に来た弟に向かって放った言葉。
いい人はずっといい人でいなくてはならない。
うちの田舎も相当に閉鎖的だったから、これは分かる。

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コメント

速攻アップお疲れ!さっきまでテレビでやってた「ウォーターボーイズ」にはやはり乗れず…。ラッシュで買った2品、なかなかの使いごこちでした。パワーマスクはお風呂でリンパマッサージに使うと血が巡るーという気持ちよさ。肌もスベスベ。カタログ見てたらいろいろ買いたくなっちゃうよね…ああ、なんとかしなくちゃ買い物依存症、

>やまやましーさんお疲れさまですー。私もクレンジングはさっそく使ってみたよ。すごくよく落ちました。しっとりを油脂っぽいと勘違いして、その後、石鹸で3度洗いしちゃって、しばらくしたらガビガビに乾燥してしまって、せっかくのしっとり効果の意味ねーじゃん、でした。買い物依存症・・・私も衝動買いはよくしてたけど、考えてみたら、失業のときの怖さが今も一応持続して、抑えが効いてるだけかもね。

康夫ちゃん、ダメやったねー。ヒメヒカゲさんは今年も田舎に帰省されますか?私も今年は戻らなくては・・・すぺちゃん来日で浮かれている場合でないのだった。26日はどうです?来られそうかな?

>えむさん誰かさんまで有名になった来日報道とやらを、見そびれたーー!写真は、それらしい人が写っているのを一つ見つけたけれども。26日って何でしたっけ? あ、うそです(笑)。できるだけ顔を出します。たぶん行きます。話も聴きたいし。長野県はもう私の田舎じゃないけどね、田中康夫県政の反動がすごそうだ・・・。

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