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2006年6月 4日 (日)

ベトナム後遺症を絡めたミステリー

新たに読み続けてみようと思っている警察小説、アメリカLAが舞台の刑事ハリー・ボッシュ・シリーズ第1巻。

『ナイトホークス』マイクル・コナリー著
(扶桑社ミステリー 1992年訳)


Fi2602210_0e 匿名の通報で、マルホランド・ダムの近くに置かれた土管の中から薬物中毒と思われる中年男の死体が発見される。その男はハリー・ボッシュ刑事の戦友。ベトナム戦争で地下通路の工作活動を行っていたネズミ部隊の仲間だった。事故死にしてはおかしな点があると気づいたボッシュが、戦友の住まいを訪れると、部屋はすでに何者かが荒らしたあと。そして、なぜかFBIが彼の捜査続行を阻止しようとする…。


またまた、組織内にも敵の多い一匹狼の刑事ものだった。エジンバラのリーバス警部は元陸軍特殊空挺部隊で、訓練中の辛い経験がトラウマとなっているが、ボッシュ刑事はいまだベトナム戦争の悪夢に悩まされている。なんとなくタイプは似ている。独り暮らしの住まいに帰ってきて、音楽を聴きながら、椅子に座ったまま寝てしまうところとか。でも、まだ1巻目なので、どのように変わっていくか分かりません。
読んでからしばらく時間がたってしまうと、書くことが何も浮かばない。感想文はすぐに書くようにしないと…。リーバス・シリーズほどのしゃれた表現や遊びは少ない。

原題“The Black Echo”は、ベトコンの掘ったトンネルの暗闇の中でボッシュら米国兵士が体験した恐怖と孤独を象徴する言葉。「ナイトホークス」というスタローンの映画があるらしいが、それとは別物。


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