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2006年5月27日 (土)

キャベツスープとチョコレート。

先週レンタルしたまま、観るのを忘れていた映画2本。危うく追加料金を課せられるところだった。

「チャーリーとチョコレート工場」(2005年 米/英)
★★★☆
ロアルド・ダールは学生の頃に、単行本を探して買うほど好きだった。でも、この映画の原作はたぶん読んでいない。実はこれが映画化されると知ったとき、子供の頃にすごくインパクトのあった別の児童書と記憶が混乱して、興味をそそられた。しかしよく考えると、その児童書のタイトルは『チョコレート戦争』だったはずで、調べてみたら日本人童話作家の大石真の作品だった。今もエクレアに接するときに、とても特別な食べ物という気がしてしまうのは、この本の影響だ。
映画はシュールさが楽しかったけど、ティム・バートンのこだわり(昔の映画へのオマージュとか)の盛り込み方が、中途半端で邪魔くさく感じてしまった。ジョニー・デップの役ももっと年配の俳優のほうが合っている気がしました。


↓こっちは今さらといえどもネタバレしてるので、先にお断り。
「バタフライ・エフェクト」(2004年 米)
★★★☆

スロットマシーンみたいに、いい目が出揃うまで人生をリセットする話。などと言ってしまうと物語の感動もへったくれもないが、見終わったあとの印象。どこかで切ない恋愛ものと書いてあったのを読んだけど、そんな感じはしなかった。
リセットする前は、幼なじみの女性の存在すら忘れかけていたように見える。リセットする理由も、彼女を救うためだけとは限らない。本来は一度だけの人生を何度もやり直せるのに、その代償が鼻血だけというのもなんとなくすっきりしない。ラストあたりの主人公は、100年分くらいの記憶をもっているはずで、精神的には老人の、脱け殻のような男になっているブラックな結末のほうが好みです。
とはいえ、いわゆるタイムトラベラーもので、 身体ごと時空を超えるのではなく、意識だけが昔の自分に乗り移るかたちで、歴史を変えてしまう設定のため、映画を観る側にはSFなのか精神を病んだ男の話なのか判然としないつくりになっていて、先の読めない面白さがありました。この手法でいろんなパロディコメディが作れそう。すぐに飽きるだろうけど。

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