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2006年4月 9日 (日)

相変わらず不眠のフロスト

Fi2463549_0e 5年くらい前に自宅でもネットができる環境が整ってから、本や雑誌を読む時間はそれ以前に比べて半分以下に減ったと思う。それにつれて、あまり好ましくない開き直りかもしれないけれど、小説以外の小難しそうな本や、話題の新刊もまったく読まなくなってしまい、買うのはもっぱらミステリー小説の文庫ばかり…。
ただし「分厚い本に引かれる」という点だけは変わりなく、厚さ2センチ以上はある長編でないと、なんだか物足りなく感じてしまう。根っからの貧乏性ってやつ…。どこか間違っている気もする節約意識…。短編集も最近はほとんど読まないわけだけど、これは久々のフロスト警部シリーズが収められていたんで買いました。

『夜明けのフロスト』R・D・ウィングフィールド他著
(光文社文庫 2005年邦訳)

7人のミステリー作家によるクリスマスをテーマにした短編集を今頃買ってる自分……、季節はずれな感は否めません。でも、大好きなレジナルド・ヒルをはじめ作家陣はすごい豪華な人選だ!ワオー!と心踊らせて読み始めたが、やっぱり物足りない。1編1編が短すぎるのよ。人物で読ませるミステリーは長くないと。唯一ウィングフィールドだけは中編サイズで、これがいちばん良かった。

ジャック・フロスト警部シリーズは、創元推理文庫から3冊出たきり、一体全体いつになったら続編の翻訳が出るのかと、たまに思い出してやきもきしていたのだけれど、あとがきを読むと作家自身がかなりの遅筆という。それでも未邦訳があと2作あるようで、そっちを早く出してほしいぞ! どういう事情なのかなあ…。

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大阪のバナナホールが閉店なのですね。場所を変えて出店という構想もあるそうだが、ああいう場所には、歴史を重ねたなりの何かが宿っているという気がしてしまう。

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コメント

私も本は長ければ長い程いいっていう人です。面白い本は読み終えるのが寂しいですよねー。

>Djangoさん本当に面白い本は、読み終えるのがもったいないと思いますね。なのに、読み進むにつれて、ページをめくるのがどんどん加速してくる。それもまた気持ちいい。マラソンランナーがハイになる感覚に似ているかな。

私も「分厚い本」派ですね。大抵後半は面白くなるので、気になって最後を先に読みたくなる衝動と戦ってます。それと、伏線を思い出す楽しみも感じます。

>k.m.joeさんそうそう。長編は大抵後半はぐーんと面白くなりますね。というかあの面白さは分厚い本でないと味わえません。伏線を思い出す・・・これも確かに。そしてなぜか、伏線の張り方が圧倒的にうまいのは外国小説のほうで、つい翻訳小説を選んでしまいます。

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