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2006年4月30日 (日)

12小節、3コードの魔力。

マーチン・スコセッシ製作総指揮による「ザ・ブルース・ムービー・プロジェクト」の中の1本で、これはマイク・フィギスが監督を務めたもの。「ソウル・オブ・マン」以来ようやく2作目をレンタルで見つけて観ました。

「レッド、ホワイト&ブルース」(2003年 米)
★★★★

ジェフ・ベック、トム・ジョーンズ、ヴァン・モリソン、ルルらによるジャムセッションで幕を開ける。で、アレクシス・コーナーやクリーム、ブッカー・T、マディ・ウォーターズとミック・ジャガーの共演など古いライブ映像がちょこちょこ流れる程度で、軸となっているのは、ジョン・メイオールをはじめ、エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッド、クリス・ファーロウ、アルバート・リー、フリート・ウッドマックのメンバーなど、ブルースに影響を受けたブリティッシュロックの創始者たちへのインタビュー。


【以下、面白いとこバレ】
最後のほうでジョン・メイオールが「英国ブルースがなかったら、黒人音楽家は今ほど成功していなかっただろう」と語る。でその直後にB・B・キングが出てきて、「ブルースがワールドスケールな音楽になったのは、英国のミュージシャンたちのおかげだ。ありがとう」みたいなことを言うのは、やりすぎな気もしなくはないんだけど、有名ミュージシャンたちが、まるで子供みたいに目を輝かしながら、初めて買ったブルースのレコードや、ギターを手に入れたときの喜びなんかを語ってるのを見るのは、こっちまでワクワクしてきてとてもいいものです。

で、面白かったよ。イギリス人も、昔は米軍のラジオ放送を通じてアメリカのジャズやブルースに接していたのですね…。この点は私も同じだ。メイオールだったかが、子供のときはギターを買えなくてウクレレで練習したというエピソードや、クラプトンの「俺がやらなきゃ誰がやる」発言も音楽への熱い思いが伝わってきて微笑ましい。飢えてるときはどんな食べ物もおいしく感じるように、音楽の素晴らしさも、レコード1枚買うのにも大変で飢えまくっていたときのほうが実感がもてて、幸せだったよなと思います。

うわ・・・年寄りくさく締めてしまった。

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コメント

チャックベリーの「ヘイル、ヘイル、ロックンロール」という映画も良いですよ。キースがいい奴というのは大発見。そして、スプリングスティーン。奴はホント語りがうまい!

>hnyさん今ソフトを検索してみましたが、DVD化されてないみたいですね。なんとなく記憶にあり、観てません。ビデオで探してみます!面白そう。

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