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2006年2月 7日 (火)

私家版・魅惑のエロヴォイス その19

Fi2291124_0e 前項のアンソニー・ハミルトンの「チェンジ・ユア・ワールド」のような曲を聴くと、無性にまたテディ・ペンダーグラスが聴きたくなる。歌うテディは最強に「男前」。もちろん歌そのものが。10代の終わりに恋に落ちてから、いまだに少しも醒めない。むしろここ数年は前よりちょくちょく聴く。不動の第1位。人気の若手黒人ボーカリストが10人束になっても、全盛期のテディペンのセクシーさには勝てないと過信している。だから、私家版シリーズその1以来、再びテディペン。今後もまた登場する可能性は大いにありです(笑)。

Teddy Pendergrassの“Voodoo”

テディがヒットを飛ばしていた全盛期は80年前後まで。この曲は、82年の交通事故で半身不随となってから約10年後のアルバム『A Little More Magic』からのバラード。作詞作曲はこの頃のソウル/R&Bのたくさんのアルバムに参加しているジェラルド・リヴァートとエドウィン・ニコラスのコンビ。歌詞は「私があなたを愛し続けるのは、あなたが私にブードゥーの魔術をかけたせいに違いない」というような内容かな。

テディペンの場合は、特にバラードに顕著だけれど、まるで語りかけるようにメロディーに歌詞を乗せて歌いこなす。 恋する心境などを切々と打ち明けられているのは、まるでこの私自身に対してのような錯覚に陥るわけで、メロメロにならなければ嘘だ。声も曲もよければなおさら。というわけで、いつ聴いてもほだされてしまいます。たとえ英語の歌詞の意味などはほとんど解さなくても。ていうかストレートな歌詞すぎて、これが日本語だったら恥ずかしくて聴けないなというようなものも多いわけだけど。

まだ32歳にして体の自由がきかなくなってしまったテディが、歌手としてどんなハンディを背負ってしまったのかは、よく知らない。少なくとも座ったままでは、ブレスをコントロールするのも大変だろう。力強さだけでなく、しばらくは歌そのものも精彩を欠いていたのだけど、このアルバムでは少し若返ったかような安定した声が聴ける。バラードなどは懐の深さ、温かみを増し、全盛期にはないよさがあると思う。


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コメント

濃いですよね・・・テディ!車イスでグラミー賞の授賞式に出た時は涙モンでした。

>goodさんBSも見られない環境なので、私はそれを見てないのです。写真だけは見ましたが。見たかったよ。濃いのはクセになります(笑)

車椅子になって「歌唱力」が心配されたのは聞いてますが、実際遜色なかったですね。ハードな曲は確かにムリがあるけど、バラードの切々たる感触は失われていません。こういう人を聴くとK-CiJOJOが気恥ずかしくなります。

>k.m.joeさん一時はそのまま消えていくと思ったのですが、そうとう努力したんでしょうね。あとやっぱり向こうでの人気は根強いようです。ケーシー&ジョジョとは何かが違うますね。品かな?

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