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2006年1月20日 (金)

私家版・魅惑のエロヴォイス その17

オラン・ジュース・ジョーンズのアルバムは4枚持っているけど、この曲が入ってる1989年発表の『To Be Immortal』を一番よく聴いた。

Oran "Juice "Jonesの“Pipe Dreams”

Fi2238826_0e 前作はファルセットヴォイスを生かした一時代前のソウル曲中心なのに、このアルバムからはパーカッションやホーン、生ピアノを取り入れたファンキー・ゴージャスなサウンドに路線変更(?)。今聴くとさすがに古く感じるアレンジなんだけど、当時はとっても新鮮。
この頃はまだAMラジオのFEN(現AFN)を貴重な音楽情報源としてよく聴き、「パイプ・ドリーム」を最初に耳にしたときは飛び上がるほど興奮した。ラップ以外でひさびさに黒い音楽を見ーっけた!と狂喜したんだよなぁ…。

ほかの曲も、例えばアルバムタイトルの「トゥ・ビー・インモータル」とか、リズム主体の曲は、醸し出す雰囲気がとことん黒い。いわゆるストリート感覚ってやつ? オランの声自体は、ジャケット写真の強面な顔とは裏腹にとても甘ったるい。なんかもう儚げにも思えるほど軟弱な声なんだけど、これが不思議とマッチして、一種の胡散臭さとともに、よりクールに響いてくるから面白い。
しかし、ボーカリストとしてこの人が最も得意とするのはベタ甘なバラード。4曲目の「ネヴァー・セイ・グッドバイ」みたいな曲にうっとりです。


Fi2238826_1eオランのアルバムでは、97年の『Player's Call』は今でも十分に受けそう。胡散臭さはそのままによりジャジーに、よりセクシーに、大人っぽいアレンジになっている。
ところで、この人の最初のヒット曲は86年の「ザ・レイン」なんだけど、しばらくして日本の某ソウルシンガーのデュエット曲に、メロディーそのままパクられてなかったですか?


試聴源が見つからなーい!
アルバム自体もとっくに廃盤か? おっと、Amazon見たら両アルバムの中古とも結構な値段がついている…。

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コメント

私もこの人大好きです。ラッパーとの付き合いが長いらしく、シックなサウンドの裏にヒップホップ的リズムがとぐろを巻いている感じがします・・・決して懐古主義ではなく新しい感覚なんだけど、今一伸びないですね。黒人は好きなサウンドだと思うんですけどね。このまま消えてしまわないように祈るばかりです。私もサンプル探しましたが無かった。悲しいです。パクリの件・・・姉弟デュオですね。「感覚」をパクれんもんでしょうか・・・。

>k.m.joeさんかなり以前にjoeさんがブログでこの人に触れていたので、私もそのうちにと考えていました。やっぱりお好きだろうと思っていましたよ!そうそう、シックさとストリート感覚のミックス具合が素晴らしい。なぜ再発されないのか? 新譜はもう出ないのかな? 気になるところです。姉弟デュオ、やっぱりそうか(笑)あの人たちは好きなんですけどね…。

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