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2005年9月13日 (火)

子どもホラーの先駆け?

『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ著
(創元推理文庫 2005年新訳)

Fi1839950_0e 表題作は1898年に出版された怪奇小説の傑作とされる。折しも今人気の日本の作家が、同じタイトルの小説を出版してるから紛らわしい。それだけ魅力的な題名ってことかな。自分もつい、これは面白そうだと書名買い。

内容は、両親を亡くした天使のような幼い兄妹の家庭教師が体験する恐怖。これ以上の物語の解釈は、人それぞれに違いそう。というか、仕組んでいるのは誰か、狂っているのは誰かなど、別角度からいろいろに解釈して楽しむ小説なのかもしれない。直接的な刺激は少ないが、不気味さだけは残る。その辺りがとても巧み。
ほかに4つの心霊小説の短編が収められている。こっちも内容は今ではさほど刺激的ではないけど、舞台がビクトリア時代というだけで、自分などは十分におどろおどろしく感じてしまう。

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コメント

「ねじの回転」を映画化した「回転」、ものすごく怖かった記憶があるよ。古典ホラーの傑作と名高い作品です。レンタル屋にもあると思う。ヒマだったら観てみてね。

>やまやましーさんきっと映画化されていると思ってました!探してみるよ。でも近所のビデオ屋、あるかな?

はじめまして(^^)「ねじの回転」聞いたことはあったけど読んだ事はなかったです(そんな本が沢山ある;)かなり興味をそそられたので読んでみます。ヒメヒカゲさん紹介の本で他にも楽しそうな本が沢山あるな~。じっくり読ませてもらいますね☆

はじめまして! つるこさん。やっぱり「ねじの回転」のタイトルはインパクトありましたか?私も読みたい本はたくさんあります。でも、たいていは書店で平積みになっているのを買うだけ。それも相当偏ってる・・・時間が限られてるので仕方ないですね。

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