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2005年9月 9日 (金)

愛と性の違いが、正直分かりません。

先週の土曜日、銀座の映画館にて。
かつてキンゼイレポートといえば、子供の間でも、言葉だけはその後のエリマキトカゲに匹敵するくらい有名だったような…。監督・脚本は「ゴッド・アンド・モンスター」のビル・コンドン。(ゴッド・アンド・モンスターは名作だ!)

「愛についてのキンゼイ・レポート」(2004年 米/ドイツ)
★★★★☆


【ネタばれ】

タマバチという地味な昆虫研究の権威だったキンゼイ博士(リーアム・ニーソン)が、スキャンダラスだが、画期的な性白書を出版したことで広く一般にも名前が知られる人物になるという伝記もの。一種の成功物語のわくわくが楽しめるとともに、宗教と性とか、愛とセックスの関係とか、人間とほかの生き物の違いとか、いろいろと考えながら興味深く見られる映画だった。
ラストに巨木が生える森の中で、博士と、長年連れ添った妻(ローラ・リニー)が、初めて出会ったオスとメスのように肩を並べるシーンが良かったかな。厳格な父親(ジョン・リスゴー)の告白シーンも印象に残った。

キンゼイ博士とそのチームは、実はただのスケベ趣味じゃないかとか、いろいろなバッシングを受けるわけだけど、あのレポートによって特にキリスト教徒の中には、それまで自分一人の心の中に抱えていた罪の意識から解放された人たちも多くいたようで、科学者としては幸せな一生だったのではないかと思う。少なくとも映画の中では、そのように描かれていた。
たまたまテレビで、アインシュタインの苦悩も盛り込んだ原爆関連のドキュメンタリー番組を見たばかりだったので、比較しながら見た。

別に科学者に限らず「仕事」というのは、誰かの幸せにつながっていると実感できるものが、やっぱり一番やりがいもあるんでしょうね。でも、現実はそんな確かな実感のもてる仕事は少ない気がするなあ。
・・・どうしよっかなぁー、次の仕事。就職可能な範囲が“ものすごーく狭い”なりに悩んでいたりしてみたり。

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コメント

初めまして!御挨拶もかねてTBさせていただきました!また遊びに来ます!!

>伽羅さんこんな激重ブログに訪問いただきありがとうございます。私もブレンダンフレイザーは大好きな俳優さんです。劇画チックな役と同時に繊細な役も上手い!演技幅が広いですよね。過小評価には同意です。

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