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2005年8月

2005年8月 7日 (日)

チラシコピーに偽りあり。

平日に映画は無理そうなので、初日にさっそく観てきた。多くの北村一輝ファンが待ち望んでいた(?)官能映画! 予定にはなかった望月六郎監督の挨拶が付いていた。

「濡れた赫い糸」(2005年 日本)
★★★☆

【ネタばれ注意】
映画は昭和のロマンポルノの雰囲気を継承しているらしい。舞台は大阪に実在するという15分7500円の売春街。チラシには「イキっ放しのラブストーリー」とのコピー。そして、タイトルもそれっぽいんだけどねえ・・・。

同じ監督の「皆月」「弱虫」に比べたらぜんぜんエロくなかった…。濡れ場はどこにあったの? ってくらい。キタキターー!と思えば、場面は飛んで、街の中を歩いていたりする。もしくはとっくみあい喧嘩を始めたと思ったら、いきなり発射して果ててたとか。看板女優の高岡早紀、吉井怜はバストどころか、肩一つ出してませんよ! それを目当てに映画観に来た男性がいたとしたらお気の毒(笑)。私も残念だった。1回くらい北村さんが腰を動かすサービスシーンがあると思っていたもので・・・。

もしかしたら露骨なセックス描写はあえて省いて、それ以外の部分で3人の男女の官能的な関係を描こうとしたのだろうか。でも、どうなのこれ? 意図した通りの作品になっているのかな。

主人公の茂(北村)が、クラブで出会った娼婦の一美(高岡)に一目惚れするシーンから映画は始まるけど、ライトを浴びて踊っている高岡が、アンニュイなんてもんじゃなくて、単にやる気のない女にしか見えなくて、だから、なんで一目惚れしちゃうかわからないわけだ。このつかみがダメだと、しばらくはとても退屈。
でも、もう一人の女、恵利(吉井)が登場するあたりから、笑えるシーンが増えて、テンポも良くなる。高岡に比べたら吉井は頑張ってた感じ。ぶち切れて開き直ったときの演技が面白かった。でも、やっぱり色気はなかったけどね。

もう一人、北村にからむ女性(佐倉萌)がいるんだけど、映画が進むにつれて、北村と「おもろい夫婦」のような関係になっていくのが可笑しい。いわゆるデブ専が喜ぶタイプの女性なのだが、組み合わせ的にも優男の主人公といちばんお似合いだったような。
売春街で女性たちから慕われる先輩ヒモの役で奥田瑛二。苦手な人も多いみたいだけど、やっぱり上手いから安心して見ていられる。

北村は、ホストやったりヒモやったりしながらも、基本的には人が良すぎて、女に振り回され、何度もひどい目に遭うという役の設定。映画の前半、中盤、後半とキャタクターを微妙に違えて演じているようで、自分としてはいつものチンピラ風の中盤と、力の抜けた後半が良かった。いろんな顔が見られて、ファンとしては楽しいかも。

で、映画としての出来はというと、う、うーん・・・・。愛とか嫉妬とかを、笑いをからめてライトに描いているところは結構好きだけど、ビデオシネマでも仕方ない気がするよ。あと、撮影カメラのレンズの油汚れらしきものが始終気になった。自分の気のせいかな。ありえないことだと思うから。

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さて、来週月曜日は、テレビ番組を観覧に行くのだぁー。時間ぎりぎりまで仕事が詰まっているのが、ちと気がかり。テレビ局に入るのも初めての経験。何か面白いことがあったら後日報告。たぶん8月の終わりくらいまで、ブログはお休みします。

水泳に続いて陸上も、見始めると止まらなそう・・・。

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