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2005年6月12日 (日)

見どころはX星人コンビ。

舞台挨拶ありの初日初回で観てきました。
【ネタばれあり】

「戦国自衛隊1549」(2005年 日本)

うーん、スクリーンで映画を観た気分になれなかった。
SFものとしてはすっきりと分かりやすく、子供も楽しめる内容。
でも、ただストーリーを追っているだけで、映像が訴えるものが乏しかったかな。
骨格があって、とりあえず肉付けをして形を整えたけど、血は通ってないみたいな。
テレビドラマだったら十分満足していたと思うけど。

登場人物それぞれの心のうちは、セリフ任せで薄っぺらだったり、
もしくは演出が凡庸すぎるのか、うまく伝わっていないところが多かったと思う。
とくに男女2組のロマンス(?)の描き方には、大いに不満。
自衛隊の抱えるジレンマを取り入れているのはいいと思うけど、
皮肉にまでは至ってないし・・・もうちょっと毒があってもいいのにな。
戦国時代にタイムスリップし、織田信長になりすました自衛隊指揮官が
未来をどのように変えたかったのか、そこ、よくわからなかった。

かなりお金を費やしたらしい戦闘や爆破シーンも、生々しさがなくて迫力不足。
回想シーンが手抜きっぽいのが気になった。
あと、これはひどいと思ったのが音楽。
まるで企業のPR映画でも観ているような無味乾燥さ、効果のなさ!
それでもエンディング曲の殺気を覚えるほどのつまらなさに比べたら、まだマシか?


言いたい放題なんだけど、映画の評価は★★★。
北村一輝オタとしての満足度は高かったので。
金曜日は「タイガー&ドラゴン」で、頭の悪そうな粗忽者のヤクザ役、
その翌日は一転して、冷静沈着、強い意志と忠義心をもった戦国武士役だもの。
どんな役も演じてしまう勢いの北村だけど、この2つの役柄はともにオハコですね。
現代にタイムスリップした武士として、ワイシャツに着替えて登場する場面は
時代錯誤的な濃い顔を最も上手く利用したシーンとして、記憶に残りました。

斎藤道三を演じた伊武雅刀には、笑わせてもらいました。
したたかなキャラクターが生きてました。

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