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2005年6月 1日 (水)

ジャック・クストーのパロディ映画

やっと仕事片付けたー!
気分サバサバ。で、映画観てまいりました。

「ライフ・アクアティック」(2005年 米)

ウェス・アンダーソン監督の、笑いのセンスのねじれ具合は、
理解しがたい部分もあるが、なんか惹かれる。つい観てしまう。
おまけに今回も好きな役者さんばっかりだ。
ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、アンジェリカ・ヒューストン、
ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ケイト・ブランシェット…。
これだけでも無性に観たくなった。

主人公のスティーヴ・ズィスー(B・マーレイ)は海洋探検家。
ベラフォンテ号の船長として、チーム・ズィスーを率い、
海洋ドキュメンタリー映画を制作している。
といっても彼らの作る映画が、観客に興奮と感動をもらたしていたのは過去の話。
最新作品は、チーム・ズィスーの古参メンバーの一人が未知の巨大ザメに
食われてしまうという内容なのだが、肝心のサメが画面には登場せず…。
大切な仲間を亡くしたうえに、“ほら吹き”扱いまでされて
怒りのおさまらないズィスーは、次の航海でその汚名返上と親友の敵討ちを誓う。
しかし、なかなかスポンサーが見つからない。
そんなとき、彼の息子だと名乗る人物(O・ウィルソン)が現れて協力を申し出る……。

【以下はネタバレ】

正直とらえどころのない映画で、感想書くのが難しい。
滑稽なシーン満載なのだが、おっぱい丸出しで仕事に励む
女性スタッフなんかが突然登場しても、笑っていいものなのか、どうなのか。
核となっているテーマは、父親と謎の息子との間に育まれる絆で、
ズィスーにいったんは愛想を尽かす妻(A・ヒューストン)にしろ
不倫相手の子どもを妊娠している女性記者(C・ブランシェット)にしろ、
描きようによってはいくらでも泣かせられる心理的要素が、
いずれもごくごくあっさりとしか描かれない。
題材だけポーンと放りだし、観る側の想像力に任せた印象。
でも、この押しつけがましさのないところが好きなんですけどね。
自分はA・ヒューストンの役どころに共感しました。

楽しみにしていた海洋シーンは少なかった。
登場する海の生物の多くが架空のものなのは知っていたが、
現実にも海には相当に変なのがいっぱいいるので、あまりピンと来ない。
最初に出てきたスノーマングースに笑わせてもらったくらいで。

でもでも、ズィスー船長に憧れている少年が船長にプレゼントした
七色のタツノオトシゴは、観たあとになってじわりと効いてきた!
冒険や探検への純真な憧れが、あのタツノオトシゴに象徴されてるというか。
前人未踏の自然なんてもはや地球上に残っていないと考えると、
その少年の純真さがますます尊いものに思え、ちょっと切なくもある。

映画制作への情熱も隠れたテーマなのかな。
それぞれ個性的(国際色豊か)なチーム・ズィスーのメンバーの、
自分は好きな仕事ができればそれでいいのだ、という姿勢が清々しい。
映画のラストで、みんなで港に向かって歩いていくシーンが最高!
終わり良ければってことで、採点は★★★★

もう一つ期待していたセウ・ジョルジは、
歌もギターも実はあまり上手くはないのね。声はとてもいいのにね。
でも、いい味わいを添えていましたよ。

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先日のカエターノのライブはなんだったのだろう。
いまだ余韻を引きずっている。
毎晩、寝る前にはCDを聴かないと気が済まない。
よりによって仕事でひいひい言ってる時期に、
おかげで、貴重な睡眠時間が1時間くらい減ってしまったわけだが、
これを聴けば確実に幸せな気分になれるという、
そういう音楽がある状態はいいものです。

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