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2005年6月 2日 (木)

知られてはならない秘密って何なんだよぉー?

『悠久の窓』ロバート・ゴダード
(講談社文庫 2005年刊)

イギリス・コンウォールの旧家パレオロゴス家は、
ビザンティン帝国最後の皇帝の末裔とされている。
あるとき、年老いた父親が一人で暮らしている屋敷を
高額で買い取りたいという謎の人物が現れる。
昔、ある教会から持ち去られた貴重なステンドグラスが、
家のどこかに眠っているはずというのがその理由。
しかし、頑固な父親は売却を拒み、5人の子供たちが説得にあたる最中に
地下室の階段から落ちて亡くなる。混乱はそれからだ。
遺品整理をする中で見つかった父親の最新の遺言状には、
息子・娘たちが聞いたこともない人物に、屋敷を遺すと書かれてあった…。


ゴダードは何冊か読んだが、自分の読んだものは
時代と国境を越えた悲しい復讐ものだった気がする。
(実はいくつかの話が頭の中でごっちゃになっている。)
重厚な作品を書く人のイメージだったけど、久々に読んだこれは
初めのほうこそ謎が謎を呼ぶ展開で、すごい真実が暴かれるに違いないと
期待したが、ラスボスの目的は結局はお金で、あっけなく・・・。
しかし、本当の仰天はその後に残されていた。
いきなり話がキリストの時代にさかのぼってしまうんだもの。

でも、聖書に疎い私には、このエンディングのくだりが
漠然としかわからなかったのです。残念です。
2人は何を悟ったのでしょうか。
そして、仲良く手を繋ぐようにしてどこへ向かったのでしょうか。
なんとなく大仕掛けに騙されている気もする。
正直、予言がどれほどの意味があるものなのか。
期待の内容とは少し違っていたので、面白さは今ひとつ。



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