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2005年6月 4日 (土)

アメリカのPL訴訟は怖い。

『女神の天秤』フィリップ・マーゴリン
(講談社文庫 2004年刊)

トレーラー育ちから苦学の末、一流弁護士事務所のアソシエイツ
となったダニエルは、同僚の女性(お色気を武器にいつも要領よく
立ち回っている)から、薬害訴訟に関する雑用仕事を押しつけられる。
訴えられているのは、彼の事務所の大切な顧客であるゲラー製薬。
原告を代表するのは「弱者の味方」として名高い辣腕弁護士アーノルド。
しかし、ダニエルはこの仕事で大失態の汚名を着せられ、事務所を首になる。
身に覚えのないことと納得がいかない彼は、一人で調査に乗り出すが、
その最中、彼を首にした元上司が何者かに殺され、
ダニエルはその容疑までかけられてしまう…。


マーゴリンは初めて読んだ。リーガル・サスペンスものを得意とし、
アメリカでは「十割打者」の異名を持つ人気作家、と裏表紙にある。
納得かも。読み出すと止まらない。
話が筋道に沿ってとんとんと進むので、登場人物がやたら多い割には
それほど混乱もせずに、一気に読めてしまう。


──この秘書は30代初め。身長は5フィート9インチ(約175センチ)で、
身体はエアロビクスのインストラクターのように筋肉が発達し、つややか
だった。黒っぽい髪はショートカットにしてあり、ブルーの目、まっすぐ
な鼻、そして怒ったように結んだふくっらした唇を囲んでいた。──

作家のサービス精神の現れかな?
初出の登場人物にいちいちついてくる外見描写が妙に詳しくて、
読んでいてツッコミを入れたくなること何度か。
いえ、こういうの、珍しいことではないんですけど、なにも身長や体重まで・・・。



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