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2005年1月22日 (土)

教訓:殺人の直後に女性をベッドに連れ込まない

ダイヤモンド警視シリーズの第6弾。
翻訳単行本が出てから5年ぶりにようやく文庫化。

『地下墓地』ピーター・ラヴゼイ著

このシリーズの舞台はイギリスの観光地バース。
今回は古代遺跡のローマ浴場の地下室から白骨化した人の手が見つかり、
捜査の途中で、この場所には19世紀には『フランケンシュタイン』の
作者メアリ・シェリーの住居があった事実が判明。
それと並行して『フランケンシュタイン』の場面を描いたウィリアム・
ブレイク作と思われる絵を取引しようとしていた女性骨董商が殺される。
はたして、この2つの事件の関係はいかに?

ユーモアを交えたラヴゼイの小説は好きだが、これは可もなく不可もなく。
ダイヤモンド警視が、昔はヘビメタ・バンド「モーターヘッド」と
「ブラックサバス」の大ファンだったことが判明。
禿頭で中年太り、性格は短気すぎて部下からは煙たがられている警視だが、
奥さんのステフからはとても愛されているのだ。



『パーフェクト・マッチ』ジル・マゴーン著

ロイドとジュディ、男性警部と女性刑事のコンビが活躍する
英国本格ミステリーシリーズの1作目。 作家本人のデビュー作でもある。
翻訳出版は1997年。その初版が書店にそのままあったということは、
売れてないのね…。

莫大な遺産を相続したばかりの未亡人女性が湖畔で絞殺死体となって見つかり、
捜査の中で、犯人はその女性の関係者数名に絞られていく。
こういうのをフーダニットと言うんだっけ?
真犯人の意外性も面白かったが、
離婚歴のある男性警部と夫のいる女性刑事の恋愛めいたものが
人物背景も心理描写も中途半端のまま終わるので、気になる。
ぜひ次も読んでみよう。

マゴーンは以前に単発作品の『騙し絵の檻』を読んでいるのだが
どんな話だったかさっぱり思い出せず。
評判になったミステリーなので、面白かったと思うのだけど…。


自分の物忘れのひどさを思い知ったのは20代初めの頃。
友人と話していて「そんなことあったっけ?」と聞き返すことしばしばだ。
とっくにあきらめの境地のつもりだったが、寂しいといえば寂しい。
記憶の蓄積が少なすぎるのではなかろうか、良いことも悪いことも。
いまだ刹那的に生きているのは、そのせいもあるのか?
…などと考え込んでしまった、寒くて外出する気にならない休日の午後でした。



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