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2005年1月13日 (木)

マダムやらせたら最強でしょう。

連休に「恍惚」(2003年 フランス)を観る。

夫(ジェラール・ドパルデュー)が出張先で浮気していることに
気付いてしまった妻(ファニー・アルダン)が、
娼婦(エマニュエル・ベアール)を雇って、夫を誘惑させ、
その後の進展を逐一報告させる…。
原題は「ナタリー…」。マダムが娼婦につけた名前です。

どこにでもあると思われる中高年夫婦の危機と、
二人の女性 (対照的な世界に住む)の心の変化を静かに追った、
落ち着いたタッチの映画でした。
女同志のもっと倒錯した関係を予測していたら、
そうしたことを具体的に示すようなセリフは一切なく、
普通にエッチなシーンなども一切なく、
娼婦から、夫との淫らな行為を聞かされるマダムが
苦悩しながらも、少しずつ女を取り戻していくに対して、
娼婦は孤独感を深めていくように見えるのが印象的でした。

たぶんアルダンやベアールのファン以外には退屈かもしれない映画。
この二人の魅力がすべてとも言っていいような…。
私自身はファニー・アルダンの、特にあのパーツが大きな顔が
大好きなので、この映画では、特に冒頭の夫の誕生パーティーのシーンで、
客を接待するアルダンの表情と姿勢の美しさにはほれぼれしました。
ずいぶん年を取ったけど、
自分も並行して年を取っているので、ずっと憧れていられるお方です。

ベアールはベアールでまた別の魅力。
男顔アルダンとは対照的な容貌だが、この人も知的セクシーです。
40歳近いけど、役柄的には20代半ばの設定だったと思う。若い…。



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