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2005年1月15日 (土)

私家版・元気になる音 その14

ジョルジ・ベンジョール(旧名ジョルジ・ベン)といったら
セルジオ・メンデスがカバーした「Mas, Que Nada」と、
ロッド・スチュワートが「アイム・セクシー」で
うっかりパクってしまった「Taj Mahal」という曲が有名。

時おり裏声にひっくり返るへなへなした声が独特です。
どことなく日本の民謡(きこりの歌とか舟歌とか)の歌い方にも共通する
ネイティブな響きは、いったんハマると味わい深いです。
哀愁を帯びたベンの声に、麻薬のようなノリのリズム、
さらに、何度も繰り返されるバカみたいに単純なフレーズがくせもので、
一度聴くと頭から離れなくなり、つい口ずさんでしまいます。
これぞジョルジ・ベン最大の魅力かもしれません。


Jorge Benの“Pais Tropical”

この曲もすごくポップです。
特に早口で歌うところや、リズムが変化するところが軽やかで楽しい。
ベンはブラジル音楽の中でもジャンルを超越した音楽を古くからやってる人なので、
サンバを基調にしながら、ふだんは英語圏の音楽しか聴かない私なんかも
すんなりと馴染めて聴きやすいのが特徴といえます。

歌詞を見るとサッカーにまつわる曲がけっこうあります。さすがブラジル! 
というか、若い頃はリオの「フラメンゴ」ジュニオール所属の選手でもあったそうです。
実際、ベンの音楽の躍動感は、巧いサッカーの試合を観ているときに感じるそれに
とても近いと思うのです(先入観がそうさせているのかも)。

70年代半ばからはかなりアフロファンク色の強いアルバムを出したりと、
時代によってアレンジを変えながら、
オハコの曲は何度も録音されなおしていたりして、ややこしいんです。
この曲もいくつかバージョンがあるようですが、
普遍的な魅力があるのは、やはりアコースティックな初期のほうの録音かな。


写真は『Puro Suingue』。1963年から76年までのベストです。
原盤は14曲入りだけど、日本盤では「Pais Tropical」を含む
6曲が追加されていてずいぶんお得になってます。
名曲マシュケナダを作った人ですから、
「Que Maravilha」のようなメロの美しいスロー曲もよいのです。
この時代以降の曲では、「(Menino)Jesus De Praga」が大好き!



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コメント

この人好きです、とっても。

>may0505さんうん、人間的にもなんだかかっこよさそうです。

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