最短距離を行く男。
『王子を守る者』レジナルド・ヒル著
どうしても点が甘くなってしまうー、レジナルド・ヒル。
これも面白かったなあ。ぐいぐい読める。
いつもより荒唐無稽ってことは、いつもよりエンタテインメントってことだ。
あとがきによると冒険サスペンスというジャンルらしい。
現実にはありえないだろーな展開も、
読み終わってみればぜんぜん気にならない。
ちゃんと辻褄合わせるところは合わせてるからか?
さすがヒルさまだ。
がっしりした体型に“南極の氷をも砕く”ごつい顔つき、
性格は要するに曲がったことが大嫌いな元・王室警護担当の警部が、
あの、歴代の米大統領も会員だったことでも有名な国際的秘密結社を相手に
一人で戦いを挑む物語。
もう渋くてかっこいいんだ、主人公のマクハーグ警部。
これ一話で終わりだなんでもったいない。
続きも十分いけそうなのに。
冒険ものだが、若き王子の恋、警部の恋の描かれ方は実に繊細。
人間関係の描きようが、いつもながら上手くて手抜かりなし。
恋愛小説は好きではないが、ヒルのだったら読みたい。
どうしても点が甘くなってしまうー、レジナルド・ヒル。
これも面白かったなあ。ぐいぐい読める。
いつもより荒唐無稽ってことは、いつもよりエンタテインメントってことだ。
あとがきによると冒険サスペンスというジャンルらしい。
現実にはありえないだろーな展開も、
読み終わってみればぜんぜん気にならない。
ちゃんと辻褄合わせるところは合わせてるからか?
さすがヒルさまだ。
がっしりした体型に“南極の氷をも砕く”ごつい顔つき、
性格は要するに曲がったことが大嫌いな元・王室警護担当の警部が、
あの、歴代の米大統領も会員だったことでも有名な国際的秘密結社を相手に
一人で戦いを挑む物語。
もう渋くてかっこいいんだ、主人公のマクハーグ警部。
これ一話で終わりだなんでもったいない。
続きも十分いけそうなのに。
冒険ものだが、若き王子の恋、警部の恋の描かれ方は実に繊細。
人間関係の描きようが、いつもながら上手くて手抜かりなし。
恋愛小説は好きではないが、ヒルのだったら読みたい。
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