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2004年9月11日 (土)

ブルースマン3人のドキュメンタリー

というわけで、ようやく観てきました!
ヴィム・ヴェンダース監督による「ソウル・オブ・マン」(2003年 アメリカ)

映画の始まりは1977年の宇宙探査機ボイジャーの打ち上げ。
なぜそんなシーンから始まるかは、
少しネタバレになるかもしれないので、控えます。
内容は、ヴェンダース監督が個人的に好きらしい、
ブラインド・ウィリー・ジョンソン、
スキップ・ジェイムス、
JB.ルノアー、
3人のブルースマンの人生を、彼らの貴重な音源や映像とともに、
解説などは控え目で綴ったものです。
自分は、スキップ・ジェイムスの名前くらいは聞いたことあるかなー程度の
ブルースにさほど詳しくない人間ですが、
音楽だけでもかなり満足しました。

合間に、現代のミュージシャンたちによるカバー演奏が流れ、
この人選も、なかなかマニアックなんですよ。
しかし、今のミュージシャンたちがどんなに素晴らしい演奏をしようと、
オリジネーターの演奏には、斬新さや過激さにおいて、
とうていかなわないと思いました。
当たり前といっては当たり前だけど、
本物の才能というのに接すると、人間は鳥肌が立ちますよね。
そのことを改めて体感した映画です。

スキップ・ジェイムスの初レコーディングの音にも参ったけど、
自分がいちばん興味をもったのが、JB.ルノアー(写真)。
ほかの2人に比べ、やっている音楽が新しいせいもあるかな?
1曲目を聴いただけで、かなり気に入ってしまい、
帰りにさっそくレコード店に寄り、CDを1枚購入してきました。
映像の威力ですね(笑)。
音だけをサラッと聴いた程度じゃ、CDを買わなかったと思うもん。
なんだかね、存在自体がオーラを発しているんですよ。
ルックスも、高めの歌声も、踊りたくなるような曲も、とてもチャーミング!
でもって、歌詞には社会的なメッセージが込められたものが少なくなく、
それは、1960年代半ば当時には、かなり画期的なことだったとか。
ベトナム戦争を「兄弟を殺している」と歌ったブルースマンがいた!
そのことにもまた、鳥肌が立ちました。

ああ、そうそう、このJB.ルノアーの貴重な映像は、
スウェーデンから旅行に来ていた夫婦が撮影したものなんです。
この夫婦も、けっこう面白い味わいを出してましたん。

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コメント

あまりに悔しいのでTBします。

音楽好き以外には、少し地味な映画のようです。そちらでも上映されますように!やはり映画館という空間で見たいですよね。

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