« 冷えた天ぷらとかトーストとか・・・。 | トップページ | 敬老の日にちなんで。 »

2004年9月20日 (月)

文庫で1冊1000円はお高すぎ。

デニス・レヘイン著『愛しき者はすべて去りゆく』(2001年)
同じく『雨に祈りを』(2002年)

私立探偵パトリック&アンジー・シリーズの4作目と5冊目、
続けて読みました。これで、このシリーズはいったん終了らしい。
どっちも面白かったです。

前者は4歳の少女の失踪をめぐって。
ちょうど栃木の幼い兄弟の事件も重なって、読んでいて身につまされた。
かなり重い内容で、いつもの軽口のジョークも控え目。
最初の短い章から引き込まれました。表現がうまいと思う。
子供の幸せを選ぶか、法を守ることを選ぶか…。
事件が二転三転した後に、突きつけられるテーマも重いです。

後者はストーカーの被害に遭っていた若い女性の自殺をめぐっての話。
これも親子の冷めた関係、他人を精神的に追いつめて楽しむ人々など
現代社会の病んだ部分を盛り込みながら、結末はやはり二転三転。
一人のサイコ・パスの話で終わらせなかったぶん、不気味さが増す。
このシリーズのもう一人の主役は、闇の武器商人で
見た目もとんでもなくコワモテの巨漢ブッバ・ロゴウスキー。
主人公の幼なじみで、これまでも何回ともなく危機を救ったりしてきたが、
この5作目ではさらにパワーアップ。
普通だったら、武器商人なんて許せない!と思うのだが、
憎めないんだな。なーんでだろ。
シリーズの誰よりも魅力的。

« 冷えた天ぷらとかトーストとか・・・。 | トップページ | 敬老の日にちなんで。 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

開店祝いありがとう。感謝。

あっちはあっちで楽しそうです。ちょくちょくハシゴしますよ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1175528/28621523

この記事へのトラックバック一覧です: 文庫で1冊1000円はお高すぎ。:

« 冷えた天ぷらとかトーストとか・・・。 | トップページ | 敬老の日にちなんで。 »

インデックス

無料ブログはココログ