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2004年7月 3日 (土)

強引な友情も、ときにはありがたかったり…。


ロリータとヤンキーの女子高校生の友情を描いた
嶽本野ばらの小説『下妻物語─ヤンキーちゃんとロリータちゃん』は、
以前に職場の同僚にすすめられて読んだ。
その本、うちの職場では、女性社員全員に回覧されるほどの大ヒットだった。

なんといっても、北関東ヤンキーの生態の描かれ方が最高におかしい。
作者も、本当は元ヤンキーだったのではないかと疑ったほど。
頭悪そうなのに、なんでも筋を通すヤンキーちゃんは、
たまにとてもいい言葉を吐くんだよね。
一方、ロリータちゃんのほうは、冷めた考えの持ち主でありながら、
うちには強さや優しさを秘めている。
フリフリの格好をしているけど、この小説のロリータちゃんに関しては、
ツッパリの一形態と考えられなくもない。


で、評判の映画のほうもようやく観られました。
「下妻物語」(2004年 日本)

設定とストーリーが魅力的なので、映画もつまらないはずはない!
ほぼ満足だけど、笑える度も、切なさ度も小説には負けるかな、やっぱり。

脇に個性派を揃えたって感じだけど、
個人的にはそっちで笑わせるより、
ヤンキーの特徴をもっとマニアックに描いたほうが面白いのにと思った。
ロリータちゃんが強引なヤンキーちゃんに振り回されているうちに
訪れる心境の変化も、もっとうまい描き方があるような気もするし。

地に足がついていないロリータちゃんの頭の中を
文字どおりロリータちゃんを空に飛ばすことで表現したのはよかったよ。
あと、原作を上回っていたのが、ヤンキーちゃん役の土屋アンナ。
ほかの人選は考えられないほどの適役! 素晴らしいわ。
篠原涼子もよかった。最近ドラマを見てても、いい演技をしてると思うし。


「カミカゼ・ガールズ」のタイトルで各国でも上映されるらしい。
海外にもレディースの暴走族っているのかな?
どういうふうに受け止められるか、興味あります。

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