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2004年7月

2004年7月31日 (土)

自称本好きの100の主張 1-50

nacchi74さんjoshuatreeさんのブログで拝見。
私もおさらいのつもりでやってみました。仕事そっちのけ(おろおろ)

本好きへの100の質問



001. 本が好きな理由を教えてください。
 満員電車の中で家畜気分を味あわなくてすむ。

002. 記憶に残っているなかで、最も幼い頃に読んだ本は?
 「ひかりのくに」(雑誌かな?)

003. はじめて自分のお小遣いで買った本を教えてください。また、その本を今でも持っていますか?
 覚えていないです。今も持っているいちばん古い単行本は
 『レッド・ツェッペリン』(初版)

004. 購読している雑誌はありますか?
 ちょっと前までなら「噂の真相」。今はたまに「サイゾー」

005. 贔屓にしているWEBマガジンはありますか?
 ありません。

006. 書籍関連のHPの、どんなところに注目しますか(書評や感想文等々)。
 たまに自分が読んで感動した本の、別の人の感想が知りたくて検索する。
 
007. 最近読んだ本のタイトルを教えてください。
 仕事の資料

008. ベストセラーは読む方ですか?
 自分の好きなジャンルなら読みたい。

009. 御贔屓は、どんなジャンルですか?
 海外ミステリーと自然関係の専門書。

010. あなたは活字中毒ですか?(それはどんな症状としてあらわれていますか)
 読むものがないときは、財布の中のレシートまで読む。
 
011. 月に何冊くらい読みますか?
 3冊か4冊。

012. あなたは本の奥付をちゃんとチェックしますか? するとしたら、その理由は?
 版数・・・多いのはそれなりに期待。
 翻訳者の経歴・・・たまに納得のいかない翻訳がある。

013. 文庫本の値段として「高い」と感じるのは幾らからですか?
 今なら800円以上。

014. 本は書店で買いますか、それとも図書館で借りますか。その理由は?
 文庫は書店で。ハードカバーは図書館も。

015. あなたは「たくさん本を買うけど積ん読派」それとも「買った本はみんな目を通す派」のどちらでしょう?
 基本的にはみんな目を通す派。

016. 行き場に困ったとき、とりあえず書店に入ってしまう。そんなことはありますか?
 いつもだけど、小さな書店にはただのヒマつぶしでは入りづらい。

017. 馴染みの書店・図書館に、なにかひとこと。
 椅子なんか置かなくていいのに。

018. あなたは蔵書をどれくらい持っていますか。
 1500冊くらい。

019. 自分の本棚について、簡単に説明してください(“小説が多く実用書が少ない”等々)。
 ほとんど小説系。

020. 本棚は整理整頓されていますか。
 同じ作家のものは集めておかないと2冊買いするので。

021. 既に持っている本を、誤って買ってしまったことはありますか? その本のタイトルは。
 年に1冊はやる。買っている本の冊数からしたら信じられない確率。
 だいたいは読んで印象に残らなかった本だから、余計に腹立ち。

022. 気に入った本は、自分の手元に置かないと気が済まない?
 そうでもない。

023. 本に関することで、悩んでいることは?
 タイトル、作家、登場人物の名前がすんなり覚えられない。
 読み終わったらすぐ忘れる。

024. 速読派と熟読派、あなたはどちらに該当しますか。
 本による。

025. 本を読んでいて分からない言葉があったとき、意味を調べますか?
 前後の文から判断してしまう。

026. 本を読む場所で、お気に入りなのは?
 ベッドの中。

027. あなたは今、めったに読むことのない分厚い本を前にしています。ところでこの本「すごくおもしろい」という、いつもは信頼できる情報を得たはずなのに、最初の部分がやたらにつまらない。そんなときどうしますか?
 頭がもうろうとしてくるまで読んでみて、おしまい。

028. 本を読むときに、同時になにかすることはありますか?(例:お茶を飲む、おやつを食べる、音楽をかける)
 何もしない。音楽はもってのほか。

029. 読みかけの本にはさむ栞は、何を使っていますか?
 本に挟まっているもの。なければページの下の端を折る。たまにレシート。

030. ブックフェアのグッズを新たに誕生させることになりました。あなたが「これなら欲しい」と思うグッズを考えてください。
 タイトルに因んだ食い物・・・ほかは思いつかない。
 
031. 無人島1冊だけ本を持っていけるとしたら、何を選びますか。
 三省堂『新明解国語辞典』。
 活字量あるし、下手な小説よりよほど面白い。

032. 今、最も欲しい本のタイトルをどうぞ。
 ホジャの物語(トルコ民話)。
 和田誠の挿し絵入り版。訳は谷川俊太郎だったかも。
 子供の頃に何度も読んだので、また読みたいと思ったが絶版だった。

033. 生涯の1冊、そんな存在の本はありますか? その本のタイトルは。
 あるけど内緒。小学生のときに読んだノンフィクション。

034. 何度も読み返してしまうような本はありますか? その本のタイトルは。
 カレル・チャペックの『園芸家12カ月』のような軽妙洒脱な本なら
 何度も読み返したい。でも、未読の本に手が伸びる。

035. おきにいりの作家ベスト5と、理由をお願いします。
 ・レジナルド・ヒル・・・語り口の面白さ。ユーモアのセンス。
 ・P.D.ジェイムズ・・・シビアな目線で描かれる普通の人のサガ?
 ・ボリス・ヴィアン・・・一時期どっぷりはまった。
 ・ウイリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)・・・彼と彼女の関係。
 ・柄谷行人・・・わけ分からないけどドキドキ。90年代以降は全く読んでない。

036. 好きなシリーズ物はありますか?
 ・ダルジール警視シリーズ
 ・ダルグリッシュ警視シリーズ
 ・ダイアモンド警視シリーズ
 ・モース主任警部シリーズ
 ・フロスト警部シリーズ
 ・ジル・チャーチルのグレイス&フェイバー・シリーズ

037. 本を選ぶときのポイントを教えてください。
 文庫はブックカバーの裏表紙のあらすじ。
 専門書は目的があって読むので、著者の経歴や目次。

038. 翻訳小説は、訳者にこだわる方ですか。
 訳者で選ぶことはない。

039. 信頼できる書評家は誰ですか?
 斉藤美奈子くらいしか名前を知りません。
 
040. 絵本は好きですか? 好きな方は、好きな絵本のタイトルを教えてください。
 片山健…どれも好き。
 荒井良二…どれも好き。
 長新太…どれもぶっとんでる。
 リサとガスパール…色使いがきれい。
 マドレーヌ…絵がかわいい。
 絵本はほとんど親戚にあげてしまったのでタイトルで選べません。
 
041. 本は内容を先に読む方ですか、それとも、あとがきから読む方ですか?
 内容から。

042. 読みたいのに読めない本はありますか? その理由は。
 アガサや池波は老後のためにとってある。

043. ノンフィクション作品のおすすめを教えてください。
 藤原新也の作品。

044. あなたの好きな恋愛小説を教えてください。
 『幻の女』(ウイリアム・アイリッシュ)

045. 泣けてしまった本を教えてください。
 『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス)
 『クリスマスに少女は還る』(キャロル・オコンネル)
 『悔恨の日』(コリン・デクスター)
 『ノラや』(内田百間)←当て字
 『おじいちゃんの口笛』(ウルフ・スタルク)

046. 読んでいるだけで、アドレナリンが分泌されてくるような本は?
 ジェイムズ・エルロイのLA4部作とか?

047. もう2度と読みたくない本は、ありますか?
 いっぱいある。

048. 良くも悪くも「やられた!」と思った本はありますか?
 『クリスマスに少女は還る』

049. 読む前と読後感が違っていた(食わず嫌いだった)本は?
 食わず嫌いだらけです。

050. 子供にプレゼントしたい本のタイトルを教えてください。
 書店でその子に選ばせる。

自称本好きの100の主張 51-100

051. お気に入りの出版社と、その理由を教えてください。
 早川書房と東京創元社。
 自分の好きな古典テイストのミステリーが多い。

052. それでは苦手な出版社は? その理由を教えてください。
 講談社ミステリーはたまにえげつなさすぎる。
 角川文庫のはミステリーだと思って読んだらオカルトだったり。

053. この本で読書感想文を書いた、という記憶に残っている本はありますか? あれば、そのタイトルは?
 覚えていません。

054. 装丁が気に入っている本を教えてください。
 生田耕作の翻訳本。らしいから。

055. あなたは漫画が好きですか?
 漫画本を読むのが苦痛になって早〇年。

056. お気にいりの漫画家ベスト5と、好きな作品について教えてください。
 池田理代子『ベルサイユのばら』
 大島弓子『綿の星国』
 山岸涼子『日出処の天使』
 高野文子『絶対安全剃刀』
 諸星大二郎『妖怪ハンター』

057. サイン本を持っていますか?(タイトルと作家名は?)
 持ってません。

058. 持っているのを自慢したい。そんな本はありますか?
 ありません。
 
059. 東・西・南・北……漢字を選んで、浮かんだ本のタイトルを書いてください(実在する書名に限ります)。
 『北京の秋』

060. 短編小説集を買ったら、全部読みますか? それとも、その中から気に入った作品しか読みませんか?
 全部読む。

061. 憧れのキャラクターを教えてください。
 リンダ・ラ・プラント『夜』シリーズのロレイン・ペイジ。
 
062. 印象的な女性キャラクターを教えてください。
 上に同じ。
 
063. 印象的な男性キャラクターを教えてください。
 ウィールド部長刑事。

064. 先生といえば?
 ドリトル先生。

065. 探偵といえば?
 マーロウ。

066. ベストカップル、ベストコンビといえば?
 ダルジール警視とその部下の面々。
 リリーとロバートのブルースター兄妹。
 
067. 本に登場する場所で、行ってみたいと思うのは?
 コスタリカ。英国のドーセットやコーンウォール。
 
068. 子供の出てくる作品といえば?
 多くの絵本と童話。
 
069. 動物の出てくる作品といえば?
 動物図鑑。
 
070. これまで出会った中で、もっとも感情移入できたキャラクターは?
 ジェーン・ジェフリイ。
 
071. 本の登場人物になれるとしたら、誰(何)になりたいですか?
 峰不二子みたいな女私立探偵

072. 夢中になった作家、現在進行形で夢中な作家の名前を教えてください。
 昔は坂口安吾、柄谷行人、ドフトエフスキー、ボリス・ヴィアン、マンディアルグ。
 今は特にいません。

073. 1日だけ作家になれるとしたら、誰になりますか。
 作家より読者でいたい。

074. 編集者になるとしたら、どの作家の担当になりたいですか?
 島田雅彦かな?

075. 好きな作家に原稿を依頼するとしたら、どんな作品を希望しますか。作家名とジャンルを教えてください。
 レジナルド・ヒルに日本を舞台にしたミステリーを書いてもらいたい。

076.「あの作家に、これだけは言いたい」……ひとことどうぞ!
 小説なのに、脇道に逸れてだらだらとリサーチした知識を垂れ流すのはやめてくれ。
 
077. 紙幣の肖像、私ならこの文豪を選ぶ!
 石原慎太郎なんてどう?
 
078. 文章と作家のイメージが違っていた、そんなことはありますか?
 特にありません。

079. あなたにとって、詩人といえば。
 オクタビオ・パス
 
080. 家族……この単語から連想した本のタイトルを書いてください(実在する書名に限ります)。
 『港湾ニュース』

081. 本を捨てることに抵抗がありますか?
 つまらなかった本はある程度まとまったら処分。

082. これだけは許せない、そういう本の扱い方はありますか?
 借りた本は返せ。
 
083.“活字離れ”について、どう思いますか?
 ネットをしている限りはピンとこないし、
 マンガやデザインなどのビジュアルに関しては
 活字離れといわれている世代のほうが優れた読みとり能力を持っていそう。

084. 本を読まない人のことを、どう思いますか?
 読みたくても読めない人がいることは事実だ。

085. とりあえず、本を持っていないと落ち着かない。そんな癖がありますか?
 バッグが軽すぎて落ち着かない。

086. 世界中で、本の出版が禁止されたら、どうしますか?
 禁止される理由によって答は2つ。

087. 青空文庫を利用したことがありますか?
 何ですか、それ?

088. 電子図書館についてどう思いますか?
 実用書なら十分だと思う。

089. 将来的に、本という存在は無くなると思いますか?
 思わない。

090. 本が無くても生きていけると思いますか?
 たぶん。

091. この人の薦める本なら読んでみたい、そう思う有名人を教えてください。
 山田詠美には共感する部分が多いので、読んでみたい。
 
092. 映像化してほしい本はありますか?
 読んでそう思う本はたいてい映画になる。

093. テレビ化・映画化で成功したと思う作品を教えてください。
 「LAコンフィデンシャル」

094. 本の中に再現したいと思う(実際に再現した)場面はありますか?
 祖父母の若かった頃。亡くなったのが早かったので、
 どんな人生だったかを、小説として読んでみたい。
 
095. あなたにはどうしても読みたい本があります。その本は既に絶版・品切。さあ、どうしますか?
 復刊ドットコムでお願いしてみる。

096. 本という存在に対して、文句はありますか?
 視力の低下、寝不足。
 
097. 心に残っている言葉・名台詞は?(原典も明記してください)
 「苺ジャムかも知れんな」(『レジナルド・ヒル『完璧な絵画』)

098. あなたにとって、本とおなじくらい蠱惑的なものは何ですか。
 蠱惑的 ←漢字が読めない。

099. 出版業界にひとことどうぞ。
 大した厚さじゃないのに、上下巻に分けて販売するのはやめてくれ。

100. つまるところ、あなたにとって本とは。
 今はひたすら現実逃避!


2004年7月30日 (金)

アロマでリラックスにはあまり興味はないが、

道東で、虫除けスプレーとして買ったハッカ油。
かなり強烈。
腕に塗りたくたっら、
スースーしすぎて、凍傷でちぎれるかと思ったよ。
肩コリや鼻づまりにもよく効く。

ハッカの香りもフレッシュで、甘くてうっとり。
あと、紅茶に入れたり、
タバコのフィルターにつけるとメンソールになるとか。

同僚へのお土産に、トドカレーの缶詰を買おうとしたら、
1,050円もしたので止めた。
ほかにもエゾシカカレーやヒグマカレーがあった。

道東限定、ドムドムのトドハンバーガーは、見つけられなかった。
(ウソだから)



2004年7月28日 (水)

降りたい、でも降りられない。

売り言葉に買い言葉で、
仕事でますます自分の首を絞めることになった。

見ず知らずの人から、身に覚えのない挑発を受けたら、
受けて立ってしまうものだ。
受けなきゃならない理由はまったくないのに。

忙しい忙しいといいながら、
テレビのサッカー見るために、さっさと仕事を切り上げて
帰ってきてしまうし…。
サッカー見たいというのは言い訳だ。
本当は仕事が嫌なだけ。
いつになったら本腰を上げるのか…。
カレンダーの日付を×印で埋めるたびに
残った余白を見て、震え上がっている。

夏休みの宿題を、休みの最終日に母に手伝ってもらって
徹夜でなんとか仕上げたクセが抜けない。
まさか、あの夏休みの悪夢を、この歳になっても
変わらず続けていようとは。。。

私家版・魅惑のエロインスト その6

だって夏の定番曲だから…。
Kool & The Gangの“Summer Madness”


昔「うー、たまらない、この雰囲気!この曲の展開!」と、
入っているLPを探したけれど見つからない。
ようやくCDで手に入れて聴いてみると、
欲しい欲しいと思っていた頃のときめきが
すでに懐かしくなっていた。
自分にとってはそんな曲です。
でも、普遍的な魅力ありますよね。

サマー・マッドネスはとてもインパクトのある曲だから、
クール&ザ・ギャングにはきっとウインターなんたらという曲も
あるに違いないと冗談で話していたら、
本当にあって笑ってしまったことがある。“Winter Sadness”
男性の歌が入るという以外、ほとんど変化ないです。

この曲のけだるさは、やはり夏がふさわしいです。
それも、残暑が入りだした頃、かな?
写真は1969-76年のベストで、
Summer Madnessはライブ演奏バージョン。
スタジオ盤は『Lights Of Worlds』に入ってます。


DJジャジー・ジェフ&フレッシュ・プリンスの「サマータイム」も好きです。
ウィル・スミス、今みたいなナイスガイになるとは思ってなかった。
もうすぐ公開のロボットの映画、面白いのかね?



2004年7月26日 (月)

こんな旅、あんな旅

「えーとこドットコム」とか「田舎の歩き方」とか、
個人の趣味のサイトかと思ったら、
まじめに旅行代理店でした。

つばさツーリスト

世界遺産よりカブトムシ、という姿勢が好きです。
みたらし団子ツアー・・・ツアーと名がつくと、よほど美味しそうに聞こえる。
そいで、ツアーレポートがまた、えらくほのぼのしてるし・・・。

儲かりまっか? 儲かってないでしょ?
でも、楽しそうだよ。
旅の目的よりも、オプションのほうが。

英語バージョンまであるじゃないですか!
志が高いんですね。

2004年7月25日 (日)

私家版・黄昏時の友 その3

先日取り上げたカエターノの新譜のライナーノーツで
キリンジのメンバーが、その中性的な歌声をこの人の名前を出して
比較していた。カエターノの声は明らかに男性と分かるけど、
この人の場合は、男性か女性か、
初めて聴くと大抵の人が混乱しそうです。
ルー・リードは「天使の声」と例えていて、なるほどと思いました。
官能的なのに、それは性的なものは違う気がします。

Jimmy Scottの“Day By Day”


ジミー・スコットを知ったのは、何年か前のNHKのドキュメンタリー番組。
これを見た人は、多いのかな?
うろ覚えですが、内容を簡単にいうと、
レコード会社との二重契約のゴタゴタなどによって、
日の目を見ないまま不遇な人生を歩んできた歌手が、
あるラジオ番組で曲がかかったのをきっかけに、
問い合わせが殺到し、60歳代半ばで本格的復活を果たしたというもの。

テレビシリーズ「ツイン・ピークス」に登場し、
歌声を披露したことで、日本でも一部の注目が集まりだしたようです。
ドキュメンタリー番組放送からまもなくして、
CD店のジャズボーカルのコーナーに
たくさんの古い音源や新録のCDが並ぶようになり、何度か来日もしました。

その声は女性的であり、シャウトするわけではないのに力強い。
スローバラードが映える、ねっとりとした声の出し方。
というか、この人が歌うとどの曲もバラードに聴こえちゃうのか?
有名なポップスやロックの曲もカバーしてるけど、
歌い崩し方も独特で、ほとんど原曲のメロディーをとどめないものもあります。

アルバムは5枚しか持っていませんが、何度聴いても圧倒されるのが、
『Lost And Found』に入っているこのスタンダード曲。
ジミー・スコット以上に、この曲を歌いこなせる人っているんだろうか?
と思ってしまうほど。本当に素晴らしいです!
1日の締めくくりに、この曲だけを聴いたりします。
歌が始まった途端に、心も体も解きほぐされるようですよ。
アルバムではほかに『All The Way』も、 選曲・演奏とも極上と思います。

マービン・ゲイやスティービー・ワンダーなんかも
彼から少なからず影響を受けているそうです。
ルーツ・ミュージシャンの一人ということなんでしょうね。



2004年7月24日 (土)

タワレコで男あさり

用件が早く終わったので、輸入CD屋さんへ。
新譜コーナーで、ブラック系の男性ボーカルものを手当たり次第に試聴。
「プリンスの再来」とか「曲良し、声良し、ルックス良し」とか
店員さんの書いた宣伝コピーを目安に、新たな男との出会いを期待したが、

どいつもこいつも声が高いっ!

高くて細めの、女声も好きだ。
だけど、こうも揃いも揃ってだと、お腹いっぱいですう。
低音ボイスの男性は、例えどんなに歌がうまくても
時代じゃないと切り捨てられていそうな勢いだ。ブラックものに関しては。

結局、男性ボーカルは保留にして、アンジー・ストーンの新譜だけ購入。

それにしても、コピーガードの輸入盤がずいぶん増えてるんだね。
納得いかねー。いったい誰が得をするのかCCCD。
今日も欲しいのを1枚あきらめた。

2004年7月23日 (金)

碗の中でそれはとろりとしたさざ波を立てた…

デイヴィッド・リスの『珈琲相場師』を読む。


前作『紙の迷宮』でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した
ミステリー作家の2作目。
17世紀半ばのアムステルダムを舞台とする歴史ミステリーで
相当下準備して書かれている模様。

本の厚さでいったら、読み応えあるんだけどねえ、
ヨーロッパで流通し始めたばかりのコーヒーの先物取引で
大儲けをねらうポルトガル系ユダヤ人の主人公というのが、
少々軽薄つーか、身勝手すぎるというか、
あんまり魅力的に思えないんだわ。

ミステリーといっても、大きな事件もないし、誰も死なない。
登場人物たちの騙し騙されを、推理しながら読む感じ。
その割りには、大したトリックがあったとは思えない。
ま、取引市場の仕組みとか、自分にはよく分からないというものあるけど…。

そうなると、やはり、登場人物が魅力的であることがとても重要なわけで、
それぞれの人物設定は面白いのに、ちょっと期待はずれだった。
終わり方も、ミステリー小説じゃなくて、
なんだか、しみったれた私小説みたいで…。
どうせ架空の人物なんだから、もっと型破りな要素がほしかったかな。

文句垂れてる割りには、ぐいぐい引き込まれて読んだけどね。



2004年7月22日 (木)

双眼鏡がほしいな。


富士の青木ヶ原樹海に行って来た。
用件を終えたら、急いでバス停に駆けつけなければならず、
写真を撮る時間はなかった。
西湖がなかなか神秘的で良かったなぁ。人が少なかったし。
くやしいからバス停で、証拠写真を1枚だけ。

こういうとき、自分で車が運転できないのは不便です。
バス停で待っているとき、
ウグイスとヒグラシが一緒に鳴いていた。

富士の樹海と知床の森は、よく似ている。
溶岩の上の原生林。
でも、樹海のほうが植物の種類が少なかった。花も見かけなかったし。
森林が出来はじめてからの年数の違いかな?
よくわからないけれども。

コウモリ穴の中は、真夏でも気温10度以下で、ひえびえ。
昔来たときと違って、観光地としてずいぶん整備されていた。

今日の驚き:日本の陸生哺乳類の3分の1はコウモリ。へぇー。



平凡なおっちゃん、ヒーローになる。

ヴァージンシネマズ六本木。
私は「蜘蛛男2」か「ディープ・ブルー」を観たかったのだが、
知人は「ハリポタ3」を主張。 ともに歩み寄って
「アメリカン・スプレンダー」(2003年 アメリカ)を観た。
どこをどう歩み寄ってだか…。

ポール・ジアマッティが主演!というだけで、
一応観ておくか、という気にさせられます。
いつもはちょい役がほとんどだけど、
登場するだけで、プッと噴き出してしまう
コミカルな雰囲気をもってますよね。
この作品はハービー・ピーカーという実在のアメコミ脚本家を、
ジアマッティがそっくりに演じていて、
このアメコミ脚本家自身もドキュメンタリー風に
映画のところどころに登場し、ナレーションも務めています。

で、このハービーさん、たぶん才能あるんだろうけど、
そこらにもゴロゴロしてそうな、
ただのだらしないオッちゃんにしか見えません。
地味に病院の書類係として働きながら、妻に捨てられ
こんな人生もういやだと、友人のアメコミ作家にならって、
自分の周りで日々起こることをネタに脚本を書き始める様子なんか、
一部ブロガーにも通じるところがあるかもしれませんよ。

有名になってもアメコミ脚本では、たいした収入にはならなかったのか、
ハービーの生活は決して華やかになることはなく…。
本人の最後のナレーションのセリフに、苦笑い。
でも、なんか、味わいのあるいい映画だったわ。

これだけの低予算映画、ひさびさに見たかもしれない。
エンディングロールが、すがすがしいほど短かった!


映画館でチラシを見つけたけど、マーチン・スコセッシ製作総指揮で、
さまざまな監督が手がけたブルース映画が、
8月下旬から7本連続で公開されるんですね!
これ、全部観たい!
その前に仕事の山、どう片付けるかだ。
あー、また胃がシクシクと。。。
明日は富士の樹海。早く寝なきゃ。



2004年7月17日 (土)

アウトドア館にて。

さぼったツケで、だんだんブログ書く余裕がなくなってきました。
たぶん音楽ネタは、この先1カ月くらいは休みます。
それ以外のネタで、なんとかつなぎたいと思いますが。


明日からは連休なわけだけど、2泊3日で出張…。
野外の仕事。
雨に降られる確率が高いそうなので、
登山やトレッキング用の雨具を買った。

ふだんは体にフィットした洋服ばかり着て、若作りしてるので、
だぶっとして、流行があるんだかないんだか分からない
アウトドアな格好には、すごーく違和感がある。
雨具売り場を見て、そのダサダサぐあいにガクゼンとした。

カーキとか、渋めな色はみんな男物じゃん。
女物はピンク、黄色、赤、水色、オレンジ・・・。
上下がセットになっているわけだが、
上下揃って黄色とか赤とかって、どうよ?
アウトドアな女性はそんなデザインで満足してるわけか?
遭難したら見つかりやすいだろうけどさ。
なら男物もハデにしとけ。

いちばん高い雨具は、それなりにオシャレ感を漂わせていた。
が、そんなのを経費で落とすほど、ずうずうしい社員じゃないので、
型オチ特価でがまん、がまん。
それでも9030円なり。イタイぞ…。

ところで、登山用の長袖シャツって、
なぜにたいていチェック柄なの?

2004年7月14日 (水)

歌舞伎町は謎だらけです。

[関連したpanさんのBlog]


東京にもう20年以上住んでいるけど、
観光地といったら、正直、浅草くらいしか思いつかない。
人気スポットと聞くだけで、今はやめておこうと思い、それきり…。
たまに田舎の旧友にもたずねられるけど、
田舎の旧友のほうがよほど都内の新名所に詳しい。

panさんには、コメント欄で新宿歌舞伎町をおすすめしてしまって、
無責任だったかな、と思い直した。
歌舞伎町なんて、いまださっぱり実態がよく分からないし。
でも、つい数カ月前までは、新宿駅の徒歩圏内に住んでいたので、
自然と愛着が芽生えた。いわゆる住めば都?


東京に暮らし始めたときから、繁華街に出るといったらたいてい新宿。
歌舞伎町は、昔は映画館、たまにディスコ、
あと、2軒あったジャズ喫茶にもよく行ったけど、
できれば避けたい街だった。

10代の終わり頃、お金に困って
当時「キャンパスパブ」と呼ばれていた店で
バイトをしてみたことはある。今だとキャバクラか?
ただ飲み物を作って、話聞きながら
適当にヘラヘラしてればよかったけど、
ストレスがたまって、かえって金遣いが荒くなり、
なんでよりによって!と思うような客ばかりから指名され、
4カ月ほどで退散。
後で考えてヒヤリとするような出来事も…。
20歳前後なんて、ホルモンの具合で、
いきなりどんな行動に出るか、分かったもんじゃない。
あのまま続けていたら、裏ビデオの1本くらいは出演してたかもしれん…。
冗談ですよ。(と、今だからこそ言える)


今は、自分にとって、歌舞伎町は適度にわくわくするけど、無害な街。
だってあそこは、自分みたいな人間を必要としていないから。
透明人間みたいなものです。
人が減った深夜のいかがわしい脇道も、たいして怖くない。
だから興味本位でぷらぷらできる。
変な人、いっぱいいるよね。あ、自分もその一人か…。
男性以上に、もう若くない女性にとっては安全な街だ、きっと。
ヤバいものを売りつけられることもない。
実は、一度くらいは売りつけられてみたかった…。

2004年7月12日 (月)

TE・・・貴方の好きな一発屋


[k.m.joeさんのTB企画]

ううーん、真の一発屋って難しいですね。
ちょっと調べてみると他にもう1曲くらいはヒットしてたりして。
で、ちゃんと確認してないんですが、ぱっと思いついた3曲。
どれも昔オンタイムで好きだったやつ。

ストーリーズの「ブラザー・ルイ」
カール・ダグラスの「カンフー・ファイティング」
オザーク・マウンテン・デアデビルスの「ジャッキー・ブルー」

1番目と2番目は有名ですよね。
3番目は、正確には出だしだけが好きだったんだけど、まあいいか。
ドロシー・ムーアの「ミスティー・ブルー」を挙げようと思ったら、
これ1曲ではなかったようなので、ブルーつながりで。

私家版・黄昏時の友 その2

いつもは曲をピックアップしてるけど、
今日はアルバムです。変則で失礼します。

Caetano veloso『Fina Estampa(粋な男)』

ブラジリアン・ポップスの哲人カエターノ・ヴェローゾが、
中南米のスペイン語圏の国々の曲を歌い演奏した
94年の企画ものアルバム。
最近は坂本教授とも活動しているジャキス・モレレンバウムとの
共同プロデュース作で、もちろんジャキスのチェロも聴けます。
(ジャキスは9月にゴンチチと共演するために来日するらしい)

収録曲はピアソラの「Vuelvo Al Sur」くらいしか知らなかったけど、
一度聴いて、なんだかとても懐かしかった。
哀愁を帯びたロマンチックな曲調は、
中高年世代にはきっとたまらんです。
珠玉を散りばめた、という言葉が相応しい名盤です。



で、こっちが今年発売されたカエターノの新作。
昨日買ったばかりです。
輸入CD屋には日本盤、ブラジル盤、ヨーロッパ盤、USA盤と
並んでいて、ちょっと悩んで1曲多い日本盤にしました。
USA盤だけは収録曲もほかと違うそうです。

Caetano veloso『A Foreign Sound(異国の香り…アメリカン・ソングス)』

上記の続編ともいえる、アメリカの英語曲ばかりを集めたアルバム。
実は全部英語のカバーと知って、買い渋っていた。
けど、収録曲に「Blue Skies」があるのを見つけ、降伏してしまった。
なぜか、ブルー・スカイには抗えない。
猫にマタタビ、あたしにブルー・スカイ…。
おまけにこのアルバムには「So In Love」も入ってるーーー!
なら買わないわけには。。。
ソー・イン・ラブは淀川さん時代の日曜洋画劇場のエンディング曲でおなじみです。

カエターノは基本的には過激な方。
中盤あたりの曲並びなんか面白いですよ。
エリントン→カート・コバーン→モーリス・アルバート→ガーシュインと続きます。
ニルヴァーナの曲をカエターノがやるのはありかなと思う。
けど、モーリス・アルバートの「フィーリングス」には、
ジェフ・ベックが「恋は水色」を演奏するのと同じくらい驚いた(例えが古いすね)。
なぜにー!とライナーノーツを見たら、
モーリスは実はブラジル人と書いてあった。
カエターノ流の難解なアイロニー入ってるかも。

アレンジもカエターノらしく凝っていまして、
就寝前に聴いていたら、かえってギンギンに目がさえてしまいました。



2004年7月11日 (日)

変わらないね、日本は。

だんだん自民が追い上げてきた。

小泉、この程度じゃびくともしない感じだ。
いちおう神妙な顔はしてるけど、信用ならね。
神崎もすぐに「小泉続投で」ってヨイショしちゃうし、なんだかね。

兄弟が同じ党から出馬って、反則のように思えるんですが。
対立してる党からだったら、盛り上がったのに。
それでも当選したような気がするよ。

定員2人のところに、わずかな票しかとれない共産党候補を含めて
3人しか立候補しなかったところ、けっこうあるのね。
その選挙区の人にしてみれば、意味ねーじゃん、なんだろ、きっと。

高知はちょっとびっくりした。うんと保守だと思ってたから。

実家からの小包便

お母さまへ

いつもお米を送っていただきありがとうございます。
でも、自分としては自腹を切っても無洗米を買うほうに引かれるんです。


先月、京都旅行のお土産のハンカチを送っていただきましたが、
同じハンカチを、柄違いですが、すでに5枚ほど持ってます。
本当はいろんな人に配るようにまとめ買いをされたのではないでしょうか。


職場に毎年、お中元代わりと称して田舎の銘菓を贈ってくるのはやめてください。
そんなのウチだけです。ムダというものです。


去年送ってもらったヘチマ水が、実はまだ2リットルのペットボトル丸ごと
冷蔵庫に入っています。これ以上、冷蔵庫は空けられません。


できれば今年は、大きなトマトを一度に30個も40個も
送ってくることはやめてください。
仕方なく、数をさばけるトマトパスタばかり食べることになるんです。


先日の引っ越しの折、冷蔵庫の奥から何年も前に送っていただいた
梅の酢漬けを見つけ、結局一口も賞味せずに捨ててしまいました。
胸がシクと痛みましたけど、翌日には忘れました。

みゅーじっく・えあー・ねっとわーく

以前に契約してて、ちっとも見ないので解約してしまった
CSの271チャンネル、
思い直して、先月再契約してみた。
地上波がつまらなくなった深夜にチャンネルを合わせると、
つい見入ってしまうことが多い。
なんなんだ? この嗜好の変化は!
つい2年ほど前は、ひたすらかったるかったのに!

ちなみに今、オルタナティブ・カントリー特集やってます。
聴きようによっては、ネヴィル・ブラザーズです。

2004年7月10日 (土)

私家版・元気になる音 その6


Spinnersの“I'll Be Around”


ボーカルグループ、スピナーズといえば、
誰にもお馴染みなのは「It's A Shame」でしょうか。
モニー・ラブはじめ、よくサンプリングされてましたから。
モータウン時代の70年のヒット曲で、
プロデュースはスティービー・ワンダー。
ギター以外の楽器もスティービーがやっています。

スピナーズの歌は、一言でいって、ハッピーな気持ちになれます。
特にフィリー・ソウルの立て役者の一人トム・ベルが
プロデュースした70年代半ばは、ヒット曲が目白押し。
そのアトランティック時代の代表曲だったら、
この「I'll Be Around」と独断で決めました。
パーカションが加わったビートや間奏のストリングスも心地よいです。

写真の『A One Of A Kind Love Affair』は、
上記に2曲を含め、70年代までの曲を集めた2枚組ベスト。
全30曲中、R&Bチャートのトップ10入りが18曲と、お得です。

お茶の間人気が高かったのは、
72年から77年までリード・ボーカルを務めたフィリップ・ウィンの、
穏やかだけど、心に染み渡ってくる歌声に負うところも大きそうです。
黒人らしい歌声にこだわれば、前任のG.C.キャメロンや、
後任のジョン・エドワーズのほうが勝って聴こえるもしれませんけど。

フィリップの歌は、その後、マンハッタンズのジェラルド・アルストンに
影響を与えたのではないでしょうか。
改めて聴いてみると、節回しはロナルド・アイズレーをちょっと意識してる?

名曲といえば「Could It Be I'm Falling In Love」、
躍動感のある「The Rubberband Man」もはずせません。
A面曲ではないけど、切なげなギターで始まる
「He'll Never Love You LIke I Do」もいい感じ。
浮き世の嫌なことを忘れますわ、つくづく。



私家版・魅惑のエロヴォイス その11


Prince And The Revolutionの“Kiss”


かつては、といっても70年代、80年代、
楽器を演奏する女性がバンドをやるのは大変でした。
特に「売れたい!」という野心ある男性とは
バンドを組んでもらえませんでしたから。
女は実力的に信用ならないとか、
人間関係がぎくしゃくするという意見もありましたが、
何よりも、女性が加わることでバンドカラーが変わってしまうことを
恐れていたのではないか、と勝手に推測します。
特にロック系のバンドは、イメージを大切にしてましたから。
あぶれた女性は、仕方ないから、レディースを組むんです。
楽器をやっている女性の絶対数が少ないから、
音の傾向は大きな妥協をせざるを得ず・・・。
まあ、それでもレディースにはレディースなりの
気が置けない楽しさがあるんですけどね。

で、そんなときに現れたのが、
プリンス&ザ・レボリューションでした。
MTVによる視覚効果もあって、女性混合バンドでも
かっこいいことできるじゃん! という認識が
狭い範囲ではありますが、広まりまして、女性には大きな励みになりました。
特にシーラE! 女でもホレボレしましたもんね。
以来、プリンス率いる男女混合バンドのイメージは、
楽器でバンド組みたいという女性の一つの理想型として
輝かしく君臨し続けているのではないかと思うのですが、どうでしょう。

もちろん男女混合バンドの先駆といったら
スライ&ザ・ファミリー・ストーンなわけです。
サウンド的にも、プリンスはスライ・ストーンから大きな影響を
受けていることは容易に想像がつきます。

スライはどんどん内向し、麻薬でボロボロになって
第一線から退きましたが、プリンスは化け物だ。
80年代の音楽をリードしてきた天才プリンスが
今もそれほどクオリティーを落とすことなく創作活動を続け、
ライブもひんぱんに行っているというのは、本当に尊敬すべきことだ。
ナイーブすぎるゆえか、以前は理解しがたいところもある変態くんだったが、
今の誰よりもオーセンティックに見える。

プリンスにはおたくがいっぱいいて、私なんぞの中途半端なファンが、
その音について語るのは躊躇してしまいますが、
個人的には、ストイックな雰囲気の80年代後半のアルバムが好きです。
この「Kiss」が収録されている『パレード』もいいけど、
その後の『サイン・オブ・ザ・タイム』と『ラブ・セクシー』には
特に思い入れあります。



TB-Events・・・2004年上半期 Best Hits!


[502recordsさんのトラックバック企画]

2004年上半期の個人的ベストヒットを挙げるというので、
「Album」「Single」「News」の3部門がありますが、
すみません、シングル部門にだけエントリーさせていただきます。

N.E.R.Dの“She Wants To Move”

なんだかんだで、いちばん意識して聴いていたのはこの曲。
情報源がもっぱらラジオなんで、
ラジオでパワープレイされていた曲しか知りません。はっ。
おまけに、このグループ名もいまだ覚えられず・・・。
でも、曲のインパクトは絶大でしたよ!
エロい曲には目がありませんので。



アルバム『Fly Or Die』も結構気に入ってます。
いきなり1曲目、ボーカルがロバート・プラントみたいで、受けた。
生音が多いので、案外聴きやすいかも、自分の世代には。
音楽ジャンルは何に該当するのでしょうか?
最初はイギリスのロックバンドだと思ってました。ベックみたいな。
アルバムを聴いた感じでは、
アウトキャストに少し似ているように感じます。


そういえば、アウトキャストがフューチャーされた
スリーピー・ブラウンという人のマービン・ゲイ風味の曲
“I Can't Wait”も気になります。
アルバムで聴いてみたい。



2004年7月 7日 (水)

いつの遺伝子よ?


ここだけの話。

乳歯から永久歯に生えかわったとき、
犬歯の根元の部分から
上下合わせて4本の「牙(きば)」が同時に生えてきて、
歯医者に行って抜いてもらった。

歯茎を突き破って生えてきたから、痛くてたまらない。
そのままにしておくと、口も閉まらなくなりそうだった。

抜いた牙は記念にもらった気がする。
どうしちゃったのかなあ。
お守り袋に入れて、首につり下げておいたら、
本当のお父さんと巡り会えたかもしれない。



↑こんな妄想をしたこともあったけど、
実際、あの4本の鬼歯が謎、なんですよ。
抜いてしまっても、歯の本数は正常に揃ってますしね。

悲しみから立ち直ったアンジー


デニス・レヘイン『穢れしものに祝福を』を読む。

ふだんお手本にしたいような(?)シャレた会話が満載の
チャンドラー直系のハードボイルド小説シリーズ。
大きな違いは、主人公の私立探偵パトリックのパートナーが
幼なじみの女性アンジーで、この3作目に至っては、
頭脳的にも体力的にも対等の活躍をみせることでしょうか。

2人が危機に陥ると、やはり幼なじみの頭のいかれた武器商人とか、
主人公に借りがある敏腕弁護士が登場し、問題があっさり解決。
前作までは、2人の影の部分も描かれていたけど、今回はそれもないしね。

お気楽なエイタテイメント小説として素直に楽しめたけど、ただ一つ。
私立探偵がこんな「満ち足りた」精神状態で終わってしまっていいのか?(笑)
次作、どうもっていくんだろう。
まさか夫婦探偵だなんて・・・うっ。

2004年7月 5日 (月)

ハイビスカスはご先祖さんの花


そろそろ本格的夏ーーーー!とゆうことで、
「ホテル・ハイビスカス」(2002年 日本)をレンタル鑑賞。
ビーナスのほうと間違えて借りたわけではないすよ。


映画を観はじめて、なんだかわざとらしさが古くさい、
途中でリタイアするかもと思った。
第一、主役らしい女の子が、ずっと大声でがなりっぱなし。
自分の耳が悪いのかもしれないけど、言ってること半分も聞き取れず。
美しさに恵まれた子と書いて「美恵子」だと?
やたらうるさいだけの乱暴者じゃないか。頭しばいたろか!と思ったくらい。

ああ、なのに、なのに、ほどなく私は彼女の虜に。
もー、かわいくて、かわいくて!
気付けば、5分に一度は笑わされている。

簡単にいえば、小学3年生の女の子のひと夏の成長を描いた映画。
コミックが原作らしい。
沖縄の米軍基地がある町が舞台。
加えて、沖縄の文化や風習を学ぶ入門編みたいな側面もあるけど、
そのへんはサラリとまとめられていて、うまいと思った。

美恵子もいいけど、大抵のことには動じない家族もいいんだな。
静かなシーンの、なんでもないような景色が、心に残る。
映画の終わり方、1時間30分という長さもちょうどよし。
これはまた観たいかも。

DVDなので、特典にメイキングがついていた。
役作り難しくなかったか?というような質問に
「地だったから」とこましゃくれた返事をする美恵子(役の子)
これまた、かわいい!
そうか、やっぱり地だったか(笑)。
あの天然としか思えないオテンバぶりは。



2004年7月 4日 (日)

♪TB・・・海辺で聴きたいアルバム


[k.m.joeさんのトラックバック企画]に参加。


寝そべって聴くなら、ベタだけど、やっぱりボサノバだーー!
ベタついでに、ジョアン・ジルベルト。
少しは賑やかなほうがいいかなと思うので、これにしました。

ジョアン・ジルベルトの『Brasil(海の奇蹟)』
(うーん、試聴可能なサイトが見当たらず・・・)

ジョアンのほかに、カエターノ・ベローゾ、ジルベルト・ジル、
マリア・ベターニアの、ブラジル音楽4賢人?の共演。
超有名曲の「ブラジル」に新鮮なアレンジを施した1曲目が良いかな。
ブラジルをたたえる曲を聴きながら海辺でくつろぐ
・・・・考えてみると変だけど。

ほかにもいくつか候補が浮かびましたが、
改めて聴き直すと、海辺をドライブしながらのほうが似合うものばかりで。
第一、爽やか系が少ない(汗)、熱帯系も少ない。



それより自分自身、きれいな砂浜の海辺で身も心も開放し、
のんびりするような機会が、再びあるんだろうか?
と考えると、心の中は、はや「秋」です(笑)
今さら人前で水着なんてねえ。
特に国内ではムリムリ。
日焼けにも年々神経質になってるきているし。
肌の新陳代謝がめっきり衰えてからは、
いつ老人性の大きなシミが皮膚ごしに浮かび上がってくるか、
びくびくしながら生きてるのが現状よ。



私家版・元気になる音 その5

アメリカ映画協会の映画主題歌トップ100が先週、発表されまして。
さすがに上位はよく知られた曲ばかり。
黒人シンガーとしては30位にリナ・ホーンがいるけど、
いわゆるブラックムービー関係では、
38位のアイザック・ヘイズの「シャフトのテーマ」が最高位。
そして40位にパブリック・エナミーのこの曲。
(日本語表記はエネミー、エナミー、どっちだ?)

Public Enemyの“Fight The Power”

スパイク・リー監督の映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」の
オープニングで、女の子のギンギンなダンス映像とともに流れます。
公開時は2回映画館に足を運びましたが、
2回目のときはなぜか黒人客の比率が高く、
映画が始まるとともに、あちこちで歓声上がるし、
何人かは椅子にのぼって踊り出す始末で…。

パブリック・エナミーの場合、詩の内容は、
抑圧された黒人の怒りが炸裂したものがほとんど。
こっちは日本人なので、それに共鳴するとかしないとかは
別次元のこととして置いておいて、
あの、サンプリングノイズを多用した、
ぶっといサウンドには、ひたすら圧倒されまくり。
クールだけどひりひりするようなパワーに、否応なしに燃えます。

2人のMCのうち、正統派黒人声のチャックDとは対照的に、
フレイバァー・フレイブは声も見た目(前歯全部金歯!)も個性的で
正直、危ないやつと思っていました。
なのに。来日公演では、自分の2人の子供をステージに上げちゃったりして、
いいおとっつぁん振りを発揮。

曲名は、アイズレー・ブラザーズの同名曲からいただいてます。
ここはサントラ盤か12インチシングルを挙げるべきだろうけど、
3rdアルバム『Fear Of A Black Planet』から紹介。
アルバム丸ごと、いけてるぞ! たぶん今聴いても。

仏では自転車が国民的スポーツ?


「レセ・パセ/自由への通行許可証」(2002年 フランス)
をDVDでレンタル鑑賞。

ナチス占領下のパリ、ドイツ資本の映画会社コンティナンタルで
プロパガンダ的な映画づくりを余儀なくされながら、
レジスタンス活動を続けたフランス映画人の、実話をもとにした映画。
中心人物は、実在の映画監督ジャン・ドヴェーヴルと、
脚本家ジャン・オーランシェの2人。
疎開した妻子に会うために片道400キロを自転車で往復したり、
インフルエンザで高熱を出しながら、
盗んだナチスの機密書類をイギリス軍に手渡しに行くシーンなど、
年老いてからのドヴェーヴルの回想をもとにした、
ホラ話のようにも思える部分がけっこう面白かった。

監督は「田舎の日曜日」や「ラウンド・ミッドナイト」のベルトラン・タヴェルニエ。
俳優のジャック・ガンブラン目当てで見たのだが、
とほほ…。登場人物の名前と顔が覚えられないまま、約3時間が終了。
最後に共産党員としてドイツに逮捕されたのはどいつ?
いや、もう一回見れば分かるんだろうけど。



2004年7月 3日 (土)

強引な友情も、ときにはありがたかったり…。


ロリータとヤンキーの女子高校生の友情を描いた
嶽本野ばらの小説『下妻物語─ヤンキーちゃんとロリータちゃん』は、
以前に職場の同僚にすすめられて読んだ。
その本、うちの職場では、女性社員全員に回覧されるほどの大ヒットだった。

なんといっても、北関東ヤンキーの生態の描かれ方が最高におかしい。
作者も、本当は元ヤンキーだったのではないかと疑ったほど。
頭悪そうなのに、なんでも筋を通すヤンキーちゃんは、
たまにとてもいい言葉を吐くんだよね。
一方、ロリータちゃんのほうは、冷めた考えの持ち主でありながら、
うちには強さや優しさを秘めている。
フリフリの格好をしているけど、この小説のロリータちゃんに関しては、
ツッパリの一形態と考えられなくもない。


で、評判の映画のほうもようやく観られました。
「下妻物語」(2004年 日本)

設定とストーリーが魅力的なので、映画もつまらないはずはない!
ほぼ満足だけど、笑える度も、切なさ度も小説には負けるかな、やっぱり。

脇に個性派を揃えたって感じだけど、
個人的にはそっちで笑わせるより、
ヤンキーの特徴をもっとマニアックに描いたほうが面白いのにと思った。
ロリータちゃんが強引なヤンキーちゃんに振り回されているうちに
訪れる心境の変化も、もっとうまい描き方があるような気もするし。

地に足がついていないロリータちゃんの頭の中を
文字どおりロリータちゃんを空に飛ばすことで表現したのはよかったよ。
あと、原作を上回っていたのが、ヤンキーちゃん役の土屋アンナ。
ほかの人選は考えられないほどの適役! 素晴らしいわ。
篠原涼子もよかった。最近ドラマを見てても、いい演技をしてると思うし。


「カミカゼ・ガールズ」のタイトルで各国でも上映されるらしい。
海外にもレディースの暴走族っているのかな?
どういうふうに受け止められるか、興味あります。

2004年7月 1日 (木)

すれっからしのミステリー好きのための…


ブリジット・オベールの『死の仕立屋』読んだ。

警察の面々はやる気があるのかないのか、
要するに能なしなので、
“生肉”好きのサイコパスな犯人は、次々と殺人を重ね、
作品づくりにもいそしみます…。

グロいシーン満載の、
これはおそらくサイコ・スリラーのパロディもの。
人物や背景描写をはしょりすぎているので、
じわじわと怖がらせようという意図はまったくなさそう。
でも、オベールの一連の作品を読んでいない人には
そのへんのユーモア感覚が今ひとつ理解しづらいのではないか。
翻訳だとますます…。


もう一冊、トマス・H・クックの『闇に問いかける男』のほうは、
はぁー、またやってしまった。
すでに読んだ本。それもたった4カ月前じゃん!
1ページ目の出だしを読んで気付いた。
文庫本を買うときは、せめて裏表紙のあらすじくらいは読むべきです。
確か、炭酸の抜けたジェイムズ・エルロイみたいな小説。
あんま面白くなかった。普通。



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