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2004年7月12日 (月)

私家版・黄昏時の友 その2

いつもは曲をピックアップしてるけど、
今日はアルバムです。変則で失礼します。

Caetano veloso『Fina Estampa(粋な男)』

ブラジリアン・ポップスの哲人カエターノ・ヴェローゾが、
中南米のスペイン語圏の国々の曲を歌い演奏した
94年の企画ものアルバム。
最近は坂本教授とも活動しているジャキス・モレレンバウムとの
共同プロデュース作で、もちろんジャキスのチェロも聴けます。
(ジャキスは9月にゴンチチと共演するために来日するらしい)

収録曲はピアソラの「Vuelvo Al Sur」くらいしか知らなかったけど、
一度聴いて、なんだかとても懐かしかった。
哀愁を帯びたロマンチックな曲調は、
中高年世代にはきっとたまらんです。
珠玉を散りばめた、という言葉が相応しい名盤です。



で、こっちが今年発売されたカエターノの新作。
昨日買ったばかりです。
輸入CD屋には日本盤、ブラジル盤、ヨーロッパ盤、USA盤と
並んでいて、ちょっと悩んで1曲多い日本盤にしました。
USA盤だけは収録曲もほかと違うそうです。

Caetano veloso『A Foreign Sound(異国の香り…アメリカン・ソングス)』

上記の続編ともいえる、アメリカの英語曲ばかりを集めたアルバム。
実は全部英語のカバーと知って、買い渋っていた。
けど、収録曲に「Blue Skies」があるのを見つけ、降伏してしまった。
なぜか、ブルー・スカイには抗えない。
猫にマタタビ、あたしにブルー・スカイ…。
おまけにこのアルバムには「So In Love」も入ってるーーー!
なら買わないわけには。。。
ソー・イン・ラブは淀川さん時代の日曜洋画劇場のエンディング曲でおなじみです。

カエターノは基本的には過激な方。
中盤あたりの曲並びなんか面白いですよ。
エリントン→カート・コバーン→モーリス・アルバート→ガーシュインと続きます。
ニルヴァーナの曲をカエターノがやるのはありかなと思う。
けど、モーリス・アルバートの「フィーリングス」には、
ジェフ・ベックが「恋は水色」を演奏するのと同じくらい驚いた(例えが古いすね)。
なぜにー!とライナーノーツを見たら、
モーリスは実はブラジル人と書いてあった。
カエターノ流の難解なアイロニー入ってるかも。

アレンジもカエターノらしく凝っていまして、
就寝前に聴いていたら、かえってギンギンに目がさえてしまいました。



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コメント

ソファーで横になって聴いてたら、ふと女性の声に聞えたりするんだよね……それってなんだろね?どこかに色っぽさが漂ってんでしょうかね?

>へべあもさん中性っぽいですよね、この人は。勝手にCDを選んじゃったけど、ロック世代なのに、この年になるとラテンのメロディもぐっと来ませんか?

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